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2018.11.20
診療室から
伝染性紅斑(りんご病)が流行しています。
昨日の日産カルロスゴーン会長の逮捕には驚きました。
日曜日は講演のお仕事で横浜から帰ってきましたが、ちょうど横浜駅に向かうときにタクシーの窓から案内されたのが「日産自動車グローバル本社」だったのです。偶然。
それにしても昨夜のネット検索ワードの第1位が「ゴーン会長逮捕」なのはわかりますけど、第2位が「Mr.ビーン」でしたからねえ。おいおい。。
さて、ここ2週間前ほどから子供達の間で「伝染性紅斑」(通称:りんご病)が流行しています。
伝染性紅斑はパルボウイルスB19というウイルス感染で起こります。
症状としては頬や腕足がレース状の赤い模様に見えます。ザラザラはしません。かゆみが少し出ることもあります。
診断がついた時にはすでに他人にうつることはないのですが運動などの後に顔面と四肢が真っ赤に見えるので周囲から何かと誤解されがちです。
特に治療薬はありませんで、7日から10日程度で自然消失します。
健康な方には特に心配ないものなのですが、妊婦さんが感染しますと胎児にトラブルが起きることがあります。
ご注意くださいね。