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ピコウェイ730nmハンドピースによるシミ治療|従来のシミ取りレーザーとの違いを解説

ピコウェイ730nmハンドピースによるシミ治療|従来のシミ取りレーザーとの違いを解説

ピコウェイ730nmハンドピースとは?

ピコウェイ730nmハンドピースの外観写真

さて、当院のインスタにもすでに載せているのですが、この度新しいシミ取り用のハンドピースがやってきました。

シネロンキャンデラ製のピコレーザー・ピコウェイに搭載できる730nmハンドピースです。  

ピコウェイ730nmハンドピースと従来のシミ取りレーザーとの違い

これは従来のハンドピースと何が違うのかといいますと、まず波長です。

従来のシミ取り用ピコレーザーで使われる波長は532nm、755nmが主流です。いずれもシミのメラニンに対する吸収が良い波長です。

ところが同時に酸化ヘモグロビン(簡単にいうと血液)にもよく吸収される波長のためメラニンを除去する際に血管も少し障害してしまいます。  

レーザー波長とメラニン・酸化ヘモグロビンの吸収特性を示したグラフ

血管の障害は術後の赤みや色素沈着のもとになると考えられており、血管の障害が少ない波長のレーザーの開発が待たれていました。

この730nm波長はメラニンへの吸収が良い反面、酸化ヘモグロビンへの反応が少ない波長で、より効率的にメラニンを除去でき、かつ血管の障害が少なくなります。

ピコウェイ730nmハンドピースによるシミ治療の特徴

数あるピコレーザーの中でも最もパルス幅が短い250psが発振でき、光音響効果が最もよく現れます。

この結果、より熱作用の少ない(周辺組織へのダメージが少ない)シミ治療ができます。

これらをまとめますと、新しい730nmハンドピースでは従来のシミ用レーザーに比べて周囲組織の障害が少なく、術後の色素沈着がより少ない治療が可能です。

ピコウェイ730nmハンドピースがおすすめの方

ただし、その効果はややマイルドです。

薄いしみを副作用少なく除去が可能ですが、濃いシミには少し物足りなく、複数回処置が必要になる場合があります。

シミの色調を考慮して選択すればダウンタイムの極めて少ない治療が可能になるハンドピースかと思います。

現在当院では主にIPL全体照射後に残存したしみを(副作用少なく)除去するために使用しています。

ご興味のある方は外来にてご相談ください。

まとめ

シミにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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