講師のお仕事。今回はヒアルロン酸注入

水曜日はお休みですが、新しい製剤のテストを行ったり、オンラインセミナーの講師をやったりしていました。

 

オンラインセミナーはクローズな会でしたが、「ヒアルロン酸注入における下顎の改善の重要性」についてお話しをしました。

 

顔のたるみについてのご相談は毎日たくさんいただくのですが、たるみによる顔貌の変化というものは目の下や法令線だけに起きるものではなく顔面全体におきてきます。

 

患者さんは漠然と「たるみが気になりますー」、と訴えますので僕らは一体どこがどうなってたるみに見えているのかを見抜いてそこを改善できるように治療法を提案します。

 

たるみには大きく分けて当院では二つ治療法があります。一つはヒアルロン酸注入、もう一つはソフウェーブという超音波マシンです。

こちらはソフウェーブの症例。何度かここでもご紹介していますのでご存知の方も多いと思いますが、ハイフの3倍効果がある最新リフトアップマシンです。まだ日本には数台しかありません。

 

ソフウェーブの効果は凄まじいのですが、たるみ治療の主流は依然ヒアルロン酸注入です。老化の過程では皮膚皮下組織のボリュームが減少し、支持組織の緩みがおき、組織の移動がおきてたるみとして見えてきます。ヒアルロン酸注入では減少した組織の補充を行い、ボリュームの回復と同時に支持組織の回復を行い、形態の改善を目指します。

 

ヒアルロン酸注入では通常中顔面、下顔面、額、と３つのブロックにわけて治療します。

 

昨日のクローズドセミナーでは「下顎」の重要性についてお話しさせていただきました。たるみ治療において下顎の形の改善を一番に希望する人はまずいません。なぜならほとんどの方は老化が下顎にあるとは思っていないからです。

 

しかし下顎を改善することで顔全体の縦横比が改善したり（バランスがよい顔）、横顔のEラインが改善したり（横顔美人の条件）しますので下顎は顔の印象をよくするには大変重要な箇所なのです。

 

当院ではたるみの相談がありますと中顔面の注入の提案とともに下顔面の注入をセットで提案しています。なぜなら下顔面の改善を行ってあげることで上顔面の良さが引き立つようになるからです。これは一目瞭然。やってみるとその価値がよくわかります。

 

たるみ、老化の治療はその方のどの部分がどう変化を起こしてたるみや老化に見えているかをよく把握して提案してあげることで最小限の費用で改善が見込めます。

 

咲くらクリニックの技術が詰まったヒアルロン酸注入。ヒアルロン酸注入によるたるみの改善を希望される方はぜひご相談ください。

 

 

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