今日も咲くらで

院長ブログ

2015.11.03

ピコレーザー

シミ取りにもピコレーザー・その④。レーザーセミナー資料から抜粋。

先日は宇都宮でシネロンキャンデラ社主催のレーザーセミナーの講師をやってきました。

現地ではいろいろなレーザーの症例をおしゃべりしてきましたがここのブログではまたピコレーザーのことを書きます。

最新ピコレーザー・Picowayは刺青/タトゥ用レーザーとして海外で活躍中ですが、その特性を生かしてシミの治療にも素晴らしい効果を発揮します✨。

現在主流のシミ用レーザーといえば、Qスイッチレーザーであります。世の中に広くあるのはQスイッチルビー、Qスイッチアレキサンドライト、QスイッチYAG(ヤグ)の3種です。

これまでもこのQスイッチレーザー達のおかげで少ない皮膚ダメージでシミの治療ができていました。

僕も12年間ずっとこのQスイッチを愛用してきましたし。。。

しかし、Qスイッチレーザーの特徴として、

Qスイッチレーザーでのシミ治療後にはほぼ必ずといってよいほど炎症後の色素沈着が起きます?

レーザー照射後に一旦かさぶたになってシミが取れたな、と思った後から急速に黒ずんでくるのです。

この色素沈着は術後1ヶ月くらいがピークで、元のシミの色を超えてかなり黒くなるので、シミ治療の患者さんにはよく説明しとかないと本人かなりへこみます?。

↓下が従来のQスイッチレーザー照射後の一般的な経過です。こちらは照射後28日後の写真。黒ずみがあるのがわかります。

 

しかし、この色素沈着はゆっくりですが取れてきて、通常6か月から1年の間に元の皮膚色に戻ります?。

これが従来のQスイッチレーザーのシミ治療経過だったのですが、

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ピコレーザーPicowayでのシミ治療後は色素沈着が極めて少ない印象です

全くないとは申しませんが、相当少ないのです。

 

その実例を講演で使用した資料から↓。

 

スライド画像をそのままアップしたので見にくいかもしれませんが、左端のシミが7日後には綺麗にかさぶたとなって剥離し、28日後まで経過を見ているというスライドです。

従来のQスイッチレーザーでの治療ですと、色素沈着が相当にくるな、という28日後でもほぼ色素沈着はありません(この患者さんは全くありません)?。

実はこの患者さんはうちのスタッフの友人なのですが、術後の色素沈着の説明をこってりとしてあったので本人は相当黒ずむと覚悟していたのですが、

全く色素沈着がこないので、「全然黒くならないのだけど」とスタッフに苦情の電話があったほど?。

笑い話ですが驚異的なことです?。

注意*色素沈着は少ない傾向にありますが、肌の色調やその他の条件で色素沈着が強くくるケースもあります。

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これからの課題は、
肝斑の上にあるような、レーザー照射がリスキーなシミをピコレーザーでは肝斑の悪化なく取れるのか?
などまだまだありますが、さらに経験を積みたいと思います?。

 

ちなみに治療費は従来のレーザーと同じ価格に設定しています。