今日も咲くらで

院長ブログ

2015.11.06

がんのこと

私たちはガンになります。

よく話題になります、ガンの話題です。

外来をやっていますとやはりガンの話題にはこと欠きません。

 

では私たち日本人はどのくらいガンになるのか?

 

最新ガン統計から抜粋してお届けします。(概数で書きます)

 

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2013年にガンで死亡した人   36万4千人

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男性かかりやすいガンの順     胃がん、前立腺がん、肺がん

女性かかりやすいガンの順     乳がん、大腸がん、胃がん

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男性の死亡数が多いがんの順   肺がん、胃がん、大腸がん

女性の死亡数が多いがんの順   大腸がん、肺がん、胃がん

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男性では40歳以上で消化器系ガン(胃、大腸、肝臓)の死亡が多い

男性では70歳以上では消化器系が減り、肺がん、前立腺がんが増える。
 
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女性では40歳代で乳がん、子宮がん、卵巣がんの死亡が多い

高齢になるとそれらは減り、消化器系がん(胃、大腸、肝臓)と肺がんが増加する。
全てのがんは男女共、50歳代から増加し、高齢になるほど多い。
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30代後半から40代で女性が男性よりやや多く、

60歳代以降は男性の方が女性より顕著に多い。

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生涯でがんに罹患する(かかる)確率

(全がん)

 

男性  62%

女性  46%

皮膚がんはデータなし。

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生涯でがんで死亡するリスク

男性  26%  (4人に1人)

女性  16% (6人に1人)

 

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2013年 10万人あたりのガン死亡率  男性354.6  女性 229.2 (10万人あたり)

ちなみに皮膚ガンの死亡率は 男性 1.3  女性 1.2

 
 
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とまだまだ統計はたくさんあるのですが、

 
私たちのおよそ2人に1人が死ぬまでにがんにかかり
男性の4人に1人(女性の6人に1人)はがんで死亡します。
がんはありふれた病気であり、
 

長生きしていますと高い確率で遭遇する

 

疾患といえるのです。

がんと言われてがっかりしたりびっくりしたりすることはありません。
2人に1人がかかるというのですから。
病院もなかった頃の昔の人間の寿命はせいぜい50年くらいでした。
現在の統計を無理やりあてはめて推測すると
 
その時代にはがんという病気はとても少なかったと想像できます。
それに比べて現在の私たちの寿命は飛躍的に長くなりました。
 
それゆえにがんにかかりやすくなったのです。
つまり、がんは長生きの代償なのであります。