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院長ブログ

2019.09.10

アトピー性皮膚炎

咲くらクリニックにアトピー性皮膚炎で初めて受診される方へ

当院では重症アトピー性皮膚炎の治療を多く手がけています。

初めて受診される方に当院の具体的な治療方針、治療スケジュールについて簡単に記載したいと思います。

 

まず初診時に全身の皮膚を診させていただきます。

 

軽傷の場合、お薬の処方とともに外用指導を行います。

重症の場合、お薬の処方、外用指導とともに採血を行います。

  採血の目的は原因の検索ではなくアトピーの重症度をはかるためです。

  初めはステロイド外用剤を中心に処方し皮膚の反応を確認します。

  初期段階では外用療法が中心ですが場合により内服薬を処方します。

 

1−2週間後に再診していただきます。

  皮膚の状態と採血データを元に今後の外用療法の方針を決定します。

  十分な外用療法を行なっても痒みが十分に取れない場合内服薬の投与を考慮します。

 

重症例の場合さらに2〜4週間後に再診していただきます。

  皮膚の改善が得られている場合ステロイドを減量し他の外用剤を処方していきます。

 

もう一度4週後に改善度をチェック。

  うまくできている方はここから良い状態を継続していきましょう。

 

内服を併用しても痒みが取れない方や外用療法で副作用が出てしまう方にはデュピクセントの導入を考慮します。

(デュピクセントの投与には原則として標準治療を6ヶ月以上行う必要があります。)

デュピクセント投与では重症例のおおよそ95%の方が皮疹の改善を実感します。

デュピクセントは現在自己注射も可能となっています。自己注射により通院の負担とともに経済的負担が軽減されます。

 

咲くらクリニックでのアトピー性皮膚炎の治療方針・治療スケジュールについてお話しさせていただきました。

今後受診される方はご参考になさってください。