今日も咲くらで

院長ブログ

2019.09.06

血管腫/赤あざの治療

子供の血管腫赤あざ治療。三河では12年ほど治療を行なっています。

僕が血管腫治療を初めて手がけたのが山梨医大に勤務していた頃。もう21年も前の話です。

転勤などありましたのでしばらく血管腫治療から遠ざかっていたのですが咲くらクリニックを開業してから再度血管腫の治療を手がけるようになりました。

咲くらクリニックでは血管腫治療を12年ほど行なっています。これまで本当にたくさんの患者さんに来院していただきました。

咲くらクリニックでは主にレーザーを使った血管腫の治療を行なっています。

血管腫の中でレーザー処置が可能なものは主に単純性血管腫(毛細血管奇形)とイチゴ状血管腫(乳児血管腫)です。

他に毛細血管拡張症という症状にもレーザーは有効です。

 

外来で相談を受ける頻度が最も多いのがイチゴ状血管腫(乳児血管腫)です。

赤ちゃんの肩に発生したイチゴ状血管腫(乳児血管腫)。生後2ヶ月。

イチゴ状血管腫は生後直後はあまり目立ちませんが生後1−2ヶ月ごろより目立ってきます。生後6ヶ月ごろまで増大傾向にあり、その後は増大が止まります。

イチゴ状血管腫に限っては何もせずに観察していますと7歳から10歳ごろにはほぼ自然消退します。

本来経過観察で済んでしまう性質のものですが、顔面など露出部に存在していますと整容面からレーザー治療を積極的に行うことが多いです。また巨大なものや緊急性があるものについては内服薬での治療を行うことがあります。

 

当院では2歳までに治療を完了させることを目標に治療を行なっています。イチゴ状血管腫の場合1ヶ月ごとのレーザー照射を勧めています。

先ほどの肩の血管腫。月に1回照射。9回で終了。生後2ヶ月から開始。終了時点で1歳2ヶ月でした。

昔は「治るまで待つ」のが当たり前だったイチゴ状血管腫の治療もレーザー治療のおかげで早く完治するようになりました。

イチゴ状血管腫のレーザー治療は整容面の改善に大変有効で、母親等周囲関係者の精神面の改善にも大きく寄与します。

赤ちゃんの血管腫の相談は随時外来で受け付けていますのでご相談ください。イチゴ状血管腫の治療は保険治療になります。