今日も咲くらで

院長ブログ

2021.12.07

多汗症

脇汗の治療薬・エクロックゲル 処方制限解除につき。

昨年末の発売以来、大変多くの方にご愛用いただいています、原発性腋窩多汗症治療薬(平たく言うと脇汗の治療薬)のエクロックゲル®︎ですが、

 

発売後1年となり、12月から処方制限が解除されました。

 

今までは1本のみの処方で不便だったのですが、今月からは複数本の処方が可能になります。便利になりますね。

 

 

 

ところでこのエクロックゲル、当院で1年使ってみての感想ですが大体70%の方が効果に満足している感じです。

 

残りの方はやや不満〜全く効果がない方です。

 

エクロックゲルで全く効果が得られない場合は「「A型ボツリヌス毒素注射」(通称;ボトックス注射)をお勧めしています。

 

こちらは注射による治療です。ほぼ全員、絶対がつくくらい汗がぴたりと止まります。持続期間は4−6ヶ月程度でしょうか。もっと長く持つ方もいらっしゃいいます。

 

ボトックス注射では片方の脇に30箇所程度細かく注射をしていきます。

 

注射ですのでチクチクした痛みがありますが、氷冷やブルブルペン(振動で痛みが減少)を使って疼痛緩和を図ります。

 

当院ではパスキン針という特殊な3本針を使っています。

この針はシングルの注射針に比べて注入後の皮膚外への漏れが少なく、十分な薬液を皮下に注入することができます。

(シングルの注射針での注入は漏れが多く、薬の数十%が漏れ出てしまいます)

 

他院でやったボトックス注射は効果がなかった、という方にはこういうことも関係しているのかもしれませんね。

 

脇汗治療の需要は春から夏にかけてです。今はあまり汗をかきませんからね。

 

来年に向けて記憶に留めていただければ幸いです。

 

今日も頑張りましょう!

 

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