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院長ブログ

2022.02.18

尋常性疣贅・いぼ

イボの治療。そんな治療でいいの?

尋常性疣贅=ウイルス性のイボの治療はさまざまなものがあります。

 

特に保険治療の中で一般的なのは液体窒素法です。

 

液体窒素法とは液体窒素を使ってイボ自体を凍らせ、その反応でイボを除去するというものです。

 

凍らせて物理的に破壊するという側面と局所免疫をアップさせてイボを除去するという側面を持ちます。

 

とはいうものの現実的には物理的に破壊する効果の方がメインです。

 

液体窒素法は軽く火傷を起こさせるような治療ですので小さいお子さんにはちょっと辛い治療でもあります。

 

痛がるからと言って物理的に壊さそうとせず「ほんのちょっとだけ」液体窒素を当てて治療とするクリニックがあるようです。

 

はっきりいうとそんな弱い刺激でイボが取れることは稀です。いや、ほぼありません。そのような処置では何ヶ月も何年も通院したって治りません。

 

液体窒素法は金額にすると一回2100円の治療です。それを液体窒素を1-2秒当てて治療終わりなんてちょっとないです。

 

子供は負担金0円だからそれでもいいんじゃないかって?。良いわけがありません。0円なのはみんなから集めた税金から出ているからです。

 

何回も来させて儲かるのはそこの病院だけ。患者さんの通院の手間や時間、さらには医療費0円の裏でかかっている本当の医療費を考えると何回も引っ張る治療は社会的にもダメでしょう。

 

ところで当院では子供のイボの治療にはあまり液体窒素を使いません。それは単純に痛いから。

 

当院では主に軟膏とテープを使って治療します。これだと痛みもなくイボが取れます。

 

この場合の処置点数は薬の処方せん料のみ。液体窒素法みたいに1回2100円なんていう金額はもらえませんのではっきり言って収入にはなりませんが、子供の体には全く負担になりませんので私たちは得られるお金よりもそちらを優先しています。

 

ちなみにこの軟膏とテープを使った方法、液体窒素を軽くあてるだけの2100円よりも子供にはよっぽど効きます。

 

その昔、世界のイボ治療を調べて探していろいろ試した挙句にたどりついた治療です。

 

一個ずつ貼る手間はありますが、短期間で良い結果が得られることが多いです。

 

子供さんのイボで痛みがなく早くなおしたいと思う方はぜひご相談くださいませ。

 

私たちはいつも「最良の治療」をお届けできるように毎日研鑽をしています。

 

 

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