今日も咲くらで

院長ブログ

2022.09.25

尋常性疣贅・いぼ

咲くらクリニックのイボ処置まとめ。

尋常性疣贅。

ヒトパピローマウイルスでひきおこされる、通称「いぼ」。

咲くらクリニックさんではどんな処置をやっているのですか?

とよく聞かれるので咲くらクリニックでのイボ治療をまとめてみました。

同じことをインスタにも投稿しましたのでそちらもどうぞご覧ください。

咲くらクリニックインスタ→https://www.instagram.com/anjosakuraclinic/?hl=ja

 

1.液体窒素

対象は主に中学生以降。小児には第2選択。

処置時に痛みあり。おもに水疱・血腫になって取れる。

ちょっと弱くあてる程度の処置ではほぼ永久に取れない。

 

2.オキサロール軟膏+スピール膏

小児の第一選択。痛くない治療。貼る手間がかかる。

小児だと早い人で1ヶ月程度で取れる。

中学生以上になると数ヶ月から1年程度かかることが多い

 

3.グルタールアルデヒド

機材の消毒に使う消毒薬の一種を使う方法。

1日3−4回塗る。塗った場所が茶色く着色する。

爪のきわのイボによく効く傾向

 

4.SADBE療法

局所免疫療法と呼ばれる方法。SADBE(squaric acid dibutylester)を用いる。

上腕に貼付して一度かぶれされてからイボ部位に薄めた薬液を週に1度塗る。

イボの数が多い場合や巨大な場合の第一選択。

7ヶ月から10ヶ月で取れる場合が多い。

 

5.レーザー治療

VbeamやロングパルスYAGレーザーを用いる方法。イボの栄養血管を破壊し

てイボを取る。処置は瞬間的に痛いが1回でとれることも多い。難治例の切り札。

 

6.外科手術

最終手段。足底のイボに特に適応あり。巨大なものには不適。麻酔後電気メスで焼いてはがす。

皮膚欠損が起き、治癒するまで6週間かかる。

足底の場合、3週間程度は踏むと痛い。

 

 

以上、これらの処置をローテーションで行っています。

ご参考に!

 

 

こちらもどうぞ。

咲くらクリニックインスタ→https://www.instagram.com/anjosakuraclinic/?hl=ja

オンラインショップはこちらから→ https://sakuraclinic-online.myshopify.com/

 

 

  • カテゴリー