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院長ブログ

2021.08.03

ハイフ

診療室から

エステのハイフは危険。エステのハイフでやけど

エステでのハイフ後に痺れ、瘢痕(傷)が起きた事例を診察しました。

 

ハイフとは超音波を皮下の1点に集めて60度から65度くらいに加熱し、組織を焼灼、収縮させてリフトアップや脂肪減少効果を得るという手技です。

 

60度以上もの熱ですからタンパク質は熱変性します。つまりヤケドの状態を作ります。

 

このような処置ですから当然安全な機器を使用することが前提ですが、最近はよく知らないメーカーからエステでも扱えるハイフ、という触れ込みの機械も登場しています。しかしやっていることは医療用ハイフと一緒。エステでも扱える、が意味不明です。

 

機械もさることながら、この場合では皮下組織を熱で障害する要素を持った機器を「無資格者」が扱っていることが問題かと思います。

 

コロナの影響かいまだ大規模な摘発には至っていませんんが、警察や保健所に通報があり事例が蓄積しますと国が動きます。

 

被害者がもし警察に訴え出ればエステ店の責任者には傷害罪及び医師法違反という罪状がつき、逮捕あるいは書類送検となる場合があります。当然名前も出ます。

 

以前にもエステ脱毛で熱傷を起こし、逮捕に至った事例もありました。今でも脱毛、逮捕というキーワードで検索することができます。

 

ハイフに関するトラブル事例は国民生活センターにも情報がありました。4年前の情報ですがどうぞ。

 

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html

 

いずれにせよエステ店でのハイフ施術は違法行為に他なりません。

 

安いからといってエステでハイフを気軽に受けてはいけません。2度ともどらない傷を負う前にやめましょう。またやっているところがあったら保健所や警察に通報を。

 

よりよい世の中にしたいものです。

 

 

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