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院長ブログ

2022.09.10

にきび治療

腫れたニキビを早く治す。炭酸ガスレーザーが最適です。

毎日のように腫れたニキビ患者さんがたくさんやってきます。

こんな感じに腫れているニキビですね。

普通の皮膚科だと抗生剤の内服や外用を処方されて「はい、様子見てね」だと思います。

しかし、

この膿瘍とか嚢腫と表現される「腫れたニキビ」は内服外用ではなかなか鎮まりません。

外用内服で治すとゆうに数週間かかります。

 

大きく腫れたニキビの内容物は皮脂の塊や角質、さらに膿です。

特に皮脂の塊が悪さをしていることが多く、これを排出しないと治りません。

(皮脂の塊は内服外用では消えません。自分の体が分解するまで残ります。)

排出するのに有効なのは炭酸ガスレーザー。

特殊なモードを使って1mm程度の穴を腫れたニキビに開けます。

1ショットか2ショットくらい打つと、開けた穴から膿が出ています。さらに周囲をそっと押してあげると皮脂の塊が「ぶつっ」と排出されます。

排出されたらこっちのもの。

あとは抗生剤軟膏を塗っておくと3日程度でかさぶたになり、7日程度で治癒します。

 

内服外用なら数週間かかるところ、

炭酸ガスレーザーを使うと1週間で完治です。

 

腫れたニキビを大事に置いておくと、困るのが跡になること。

 

特に腫れたニキビを長時間かけて治すと治癒後に陥凹瘢痕と言って凹んだ跡になりがちです。

 

膿んだらすぐに膿を出す。これが原則です。

昔からよく言う「腫れたニキビは触ったらいかん」は迷信です。

 

大きく腫れたニキビで困ったていたら外来までどうぞ。

その場ですぐに膿を出してあげます。

こちらは「保険治療内」で処置を行なっています。

 

今日も頑張りましょう!

 

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