今日も咲くらで

院長ブログ

2022.10.13

診療室から

新しいピーリング剤・マッサージピール登場。

その昔、10年以上前ですが、当院ではたくさんのケミカルピーリング(グリコール酸orサリチル酸ピーリング)を行なっていました。その数年間1500件以上。

 

しかし、その当時導入したレーザーによるトリートメント、いまでもたくさん行なっている「レーザーフェイシャル」による治療を開始してからその優位性を感じなくなりやめてしまった経緯があります。

 

昔からあるグリコール酸ピーリングのような皮膚表面だけのケアは、現在は医療機関だけでなくエステ店などでも行われています。グリコール酸ピーリングは表皮だけの処置ですので皮膚全体の改善とはいきません。一方でレーザーフェイシャルでは表面だけでなく、血管や皮膚真皮の改善も得られます。

 

僕らがピーリング処置を中止していた間、皮膚の表皮のみを対象にしていたケミカルピーリングはいろいろな形で発展していき、安全性と有効性をさらに高め、表皮の下の真皮にまで作用するような製剤がたくさん登場するようになりました。

 

現在私たちの目標とするのは表皮真皮あわせた皮膚全層の治療です。シミシワの治療では皮膚の表面だけを治してもまたすぐに崩れてきます。皮膚全層の治療を行うことで真に綺麗な肌へと変化するのです。

 

現在のピーリング剤には表皮のみならず真皮にまで浸透する新しいタイプのピーリング剤があることに注目しました。

 

そして今回導入したのは「マッサージピール」という製剤です。

 

マッサージピールとは、イタリアのブランド「WiQo」から発売されているPRX-T33というピーリング剤を使ったピーリングです。WiQoは当院オンラインショップにおいて、ピーリング剤入りのフェイスフルイドや高性能保湿クリームが人気のブランドです。

 

RPX-T33は高濃度TCA(トリクロロ酢酸)と、低濃度過酸化水素、コウジ酸が配合されたピーリング剤で、従来のグリコール酸ピーリングなどに比較すると皮膚真皮層まで届き効果を発揮するのが特徴です。

 

マッサージピールでは施術により

  • ハリ・ツヤアップ
  • 毛穴の改善
  • 小じわの改善
  • くすみ改善
  • 美白

の効果が同時に得られます。

 

薬剤を手でマッサージしながら塗り込んでいくのが「マッサージピール」の語源。

かかる処置時間は15分から30分程度です。

 

費用 16,500円(税込)

副作用 ひりつき、赤み、皮膚のコンディションにより痛みあり(その場合は中止になります)

 

一度の処置でも皮膚の滑らかさは得られますが、継続することで真皮の改善が得られ、しっとりとした皮膚に変化していきます。

 

最新ピーリング剤を試したい方は来院の上ご予約をお願いします。現在予約受付中です。

 

 

こちらもどうぞ。

咲くらクリニックインスタ→https://www.instagram.com/anjosakuraclinic/?hl=ja

オンラインショップはこちらから→ https://sakuraclinic-online.myshopify.com/

 

  • カテゴリー