院長ブログ

シルファームの肝斑への効果|レーザートーニングは副作用に要注意

シルファームの肝斑への効果|レーザートーニングは副作用に要注意

肝斑対策として2022年の後半に導入したシルファームですが、ほんの1−2回で治療効果がよく出るケースが多いです。

これにはたくさんのシミ治療経験がある僕らもびっくりしています。

従来の、マシンによる肝斑治療といえば1064nmYAGレーザーを使ったレーザートーニングでした。

肝斑への効果|従来のレーザートーニングの場合

レーザートーニングではおよそ5回目以降から効果が出始め、8回から10回の照射で効果がマックスになると思います。  

レーザートーニング処置は2008年ごろより国内で始まりまして、2010年当時は肝斑が治る機械だ、といってそれはそれはもう大変な騒ぎだったように思います。

今まで難治だった肝斑がレーザー照射によりどんどん薄くなるのですから当時としては画期的でした。  

レーザートーニングの副作用

しかしながらトーニングは肝斑が薄くなるものの(治りはしない)重大な副作用をもたらすことがあります。

それはメラニン色素を作り出す細胞、メラノサイトがレーザー照射により消えてしまい皮膚の白抜け「白斑」が生じるという副作用です。

しかも白斑を形成しますと時にリカバリーが難しいことがあるため非常に強い口調でレーザートーニングを批判をしている医師もいます。

レーザートーニングの真実)  

当院では肝斑に対してレーザートーニングはある程度有効だと考えていますが、白斑の副作用回避のために毎回写真を確認するなど慎重にすすめていく必要があると考えています。

(観察もせず5回コースでやっといてなどは絶対にダメ)  

肝斑への効果|シルファームの場合

一方でこのシルファームは白斑のような副作用を生じずほんの数回の処置で肝斑が改善してきます。

もちろん個人差はあるとは思いますが、いまのところほぼ全員効果ありと判断しています。

この結果を受けて当院ではレーザートーニングは濃いシミが合併するようなごく一部の症例を除きほぼ使用しなくなりました。  

シルファームがこれからの肝斑治療の主流になることはまず間違いなさそうです。

今後の発展に期待です。  

※同じニードルRFのポテンツァもありますがシルファームと同等までの効果は残念ながら期待できません。

(やや強すぎて刺激になってしまう)  

わたしたちはシルファームを用い、安全で確実に肝斑が改善するプロトコールを開発すべく日々研究したいと思います。  

今日もがんばります。

【シルファーム料金】

両頬 23,100円(税込)

全顔 33,000円(税込)

※毎月1回がおすすめです。

まとめ

肝斑にお悩みなら、ぜひ当クリニックまでご相談ください。

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最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

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