院長ブログ

蕁麻疹の原因はわからないことが多い?

2025.07.15

蕁麻疹の原因はわからないことが多い?

「急に肌に赤い膨らみが出てかゆい」

「いつの間にか跡形もなく消えている」

そんな経験はありませんか?それは じんましん(蕁麻疹) かもしれません。

じんましんは、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり(膨疹)、強いかゆみを伴う皮膚の病気です。数時間以内に跡形もなく消えるのが特徴です。

蕁麻疹の原因は何?

じんましんの原因としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 食べ物(魚介類、卵、食品添加物など)
  • 薬(鎮痛剤、抗生剤など)
  • 感染症(風邪など)
  • 虫刺され
  • 物理的刺激(寒さ、圧迫、日光など)
  • ストレスや疲労

しかし、実は蕁麻疹の原因ははっきりしないことが多いのです。

実際には「原因不明」が多数

  • 急性蕁麻疹(6週間以内):感染や食べ物、薬が原因になることがありますが、30〜50%は原因不明です。
  • 慢性蕁麻疹(6週間以上続く場合):ほとんどが原因不明であり、70〜80%は特発性(原因が特定できない)とされています。

このようなことから、「何が原因で出ているのかわからない」という患者様が多く、不安に思われる方も少なくありません。

治療は「症状を抑えること」が中心

原因を突き止められないことが多いため、治療は 抗ヒスタミン薬などで症状を抑えながら、自然に治るのを待つことが基本となります。

慢性蕁麻疹の場合は、生活習慣の見直しやストレス管理も大切です。

まとめ

蕁麻疹でお悩みの方は、ぜひ当クリニックまでご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

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