院長ブログ

ナローバンドUVB、エキシマライトの機器は5台体制になりました。

ナローバンドUVB、エキシマライトの機器は5台体制になりました。

ナローバンドUVB、エキシマライトをご存知でしょうか。

 

ナローバンドUVBとは紫外線領域の主に309-313nmの波長のことを言います。エキシマライトは308±2nmの波長を発する機器のことを言います。

 

ナローバンドUVB機器やエキシマライトから出力される紫外線は不思議な働きをします。 

 

例えばアトピーの人に照射するとひどい痒みがグッと減ります。ステロイド外用量が減らせます。
白斑の人に照射すると色が復活します。
掌蹠膿疱症や乾癬の皮疹が減り、痒みが減ります。

 

これらは全て免疫系の細胞に対する働きによるものです。

 

さて、当院にはこのナローバンドUBVの機械が5台あります。
おそらくこれだけのラインナップで治療している医院は日本には数件(もない)だろうと思われます。しかしもっとも肝心なのはその使用法であって、台数ではありません。 

 

まず半身照射型のダブリン7。ナローバンドUVB照射器です。立ったまま照射します。アトピーや乾癬など広範囲の治療に最適です。

 

 

当院ではもっともハイパワーな機器であるVTRAC↓。こちらはエキシマライトになります。頑固な湿疹(痒疹)には最適です。照射が短時間ですむので仕事が早い。ただしタンニング(日焼け)しやすいのが欠点。

 


  

セラビーム308↓。こちらもエキシマライト。タンニングしやすい波長をカットするフィルターが搭載されているので皮膚が黒くなりにくいです。しかも強力なので当院でもっともよく使用する機械です。

 

次はハンディータイプのセラビームミニ↓。小型ながら上のセラビーム308よりはるかに強力です。他の機械を使っても色素の再生が得られなかった白斑も治ってきています。最近導入しましたが取り扱いの手軽さもあり、僕の一番のお気に入りです。

 

さて最後にターナブ↓。ハンディータイプのナローバンドUVB治療器。少々パワーは弱め。しかしそのマイルドさが良いです。顔面などどうしてもタンニングして欲しくないところへの治療に使っています。

 

以上、5台のナローバンドUVB機器の紹介でした。

 

ナローバンドUVB、エキシマライト治療はその効果から考えますと、週に1回から2回の治療がオススメです。もっともなかなか来院できない場合は2週間に1回でも良いです。
掌蹠膿疱症などで症状が安定してくれば3週間から4週間に一度くらいの照射でも大丈夫です。

以上、当院のナローバンドUVB、エキシマライトの紹介でした!

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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