院長ブログ

単純性血管腫、イチゴ状血管腫のレーザ治療

単純性血管腫、イチゴ状血管腫のレーザ治療

血管腫とは血管が異常に変化して塊になった状態のことです。

血管でできているので赤く見えます?。

 

血管腫の仲間にはたくさんの種類があるのですが、

僕らが主に外来で扱うのはイチゴ状血管腫単純性血管腫です。

 

現在、血管腫は分類と呼び名が変わりまして、

もともとイチゴ状血管腫と言われていたものを「乳児血管腫」、

従来、単純性血管腫と言われていたものを「毛細血管奇形」と言うのですが、

 

ここではあえて旧称でお話しします。

 

乳児に発生するイチゴ状血管腫は基本的には5歳から7歳くらいで自然消退が期待できます。

しかしレーザー照射を行うと早く赤みが取れてきますので整容面を気にされる方にはレーザーは良い治療です?。

↓乳児の額にできたイチゴ状血管腫

 

 

一方、単純性血管腫はレーザーである程度消退させることが可能ですが、血管の太さや分布により完全に消失させるのが困難な場合があります。難治例も5%程度あります?。


重要なことは単純性血管腫においては必ず再発があることです。
レーザーを使用して治療すると一旦よくなりますが、数年ほおっておくとまた再発してきます?。

すなわち単純性血管腫は長いあいだお付き合いをしなければならないアザということになります。

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当院では血管腫用レーザーVbeamと 
Vbeamのさらに進化したVbeamPerfecta(全国で40台しかありません)を使用して治療を行っています。

当院での治療の一例です。(単純性血管腫)



↓3回照射後

 

 

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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