院長ブログ

子供の乾燥肌と湿疹の肌。

2015.11.06

子供の乾燥肌と湿疹の肌。

プロ皮膚科が教える子供の皮膚の見分け方✌。

まず触ってみましょう。

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ザラザラした皮膚です。  →  湿疹の肌です。

ザラザラしていませんが粉をふいたようになっています。→ 乾燥肌です。


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これだけ。簡単でしょう??

 

外来には毎日のように次のような訴えの患者さんが来ます。

 

子供の肌が乾燥しているのでずっと保湿剤を塗っているのだけどよくならない

 

こういうお子さんの皮膚を触ってみるとザラザラしているのですね。

つまりこの方は湿疹です。

これは保湿剤だけではなかなか改善いたしません⤵。

この場合に必要なのは、

湿疹を治めるお薬=ステロイド外用剤 です。

弱めのステロイドと保湿の外用で1週間もしないうちにとても良くなります。

そしてザラザラがなくなったら保湿剤だけでOKです✨。

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このように間違ってしまった方は、

ザラザラ皮膚に対して、湿疹とは言われず

「乾燥してるから」、と言われ保湿剤のみをもらった経験がある人が多いです。

他でそう言われて「はあ、なるほど」と信じていたのですね?。

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2歳以下の子供の湿疹を放置すると皮膚から色々なアレルゲンが入り込み、鼻炎、喘息、食物アレルギー、等々のアレルギー疾患になりやすいことが現在知られています?。

幼児の湿疹は徹底的に管理し、治療することでアレルギー疾患に罹患する確率を減らすことができます?。

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湿疹の肌と乾燥肌の区別がわかればいろいろ悩まなくて済みますね?。

これで今日から大丈夫。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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