院長ブログ

陰部のヒリヒリ、痛み、かゆみの原因は?カンジダが関わっているかもしれません。

陰部のヒリヒリ、痛み、かゆみの原因は?カンジダが関わっているかもしれません。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

 

今日は「下」の相談から。

 

当院には陰部のヒリヒリ、痛み(男性なら陰茎の先端、女性なら性器入り口のヒリヒリ感)で来院される方が時々いらっしゃいます。

 

他院では残尿などの刺激による皮膚炎と考えられて弱いステロイド外用剤が処方されるケースが多いです。確かにヒリヒリは皮膚炎を表していますのでステロイド外用は間違いではありません。

 

 

しかし多くの患者さんは一度は良くなるものの繰り返す、というのです。

 

 

弱めのステロイドを外用して一旦良くなるもののすぐに「繰り返す」ということは、ステロイドで簡単に抑えられてしまうくらいの弱い炎症を起こしていてしかもやめるとまた勢いを取り戻すという病気、何らかの「弱い」感染症が疑われてきます。

 

このパターンは主婦の指間の皮膚炎などに見られます。ちなみに指間の繰り返す皮膚炎の代表格はカンジダ症です。

 

 

ということで陰部のヒリヒリに対して抗真菌剤を入れていくと、多くの場合ほんの数日で治ってしまいます。

 

ただし、抗真菌剤のみで外用させますと、抗真菌剤の刺激で余計に痒くなったり、最悪かぶれることもありますのでちょっとしたコツが必要です。

 

陰部のヒリヒリ、かゆみでお悩みの方のご相談をお待ちしています。泌尿器科でも治らない場合もご相談くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

タグ一覧
全て表示する