院長ブログ

1月からの花粉症。ハンノキ花粉症では?

1月からの花粉症。ハンノキ花粉症では?

数年前からスギ減感作療法を行なっている僕ですが、減感作療法のおかげでスギ花粉症はほぼ撃退できました。

 

減感作療法についてのブログ

 

20年ぶりに症状が出なくなりとっても喜んでいます。

 

 

ところが今年のお正月ごろからやたら鼻炎がひどく出てきました。最初は風邪でも引いたかと思っていましたが体は元気。

 

朝や夕方から鼻炎がひどくなることがよくあります。アレルギーを抑えるお薬で鼻炎はよく止まります。

 

なんだろ?スギ花粉症だったら2月下旬からだし。。

 

それに1月になってから「ちょっと早いけど花粉症ですかね」という鼻炎の患者さんにやたらと多く遭遇します。

 

もしや、ハンノキ花粉症か?

 

 

現在ハンノキ属による花粉症が増えています。ハンノキ花粉症の発症時期は1月ごろから始まります。スギ花粉症の時期(2−3月)にも重なるので時にスギ花粉との区別がしにくいです。

 

↓ これがハンノキ(wikipediaより)。公園などに植えれらえています。こういう雰囲気の木は見たことありますよね。僕の家の近所にもありました。

 

さらに文献を調べていくと「オオバヤシャブシ」というハンノキ属の木による花粉症についての記述がありました。痩せ地に根が張りやすく、昔から砂防用にたくさん植えられているようです。

 

オオバヤシャブシ↓。葉がトゲトゲ。

これもなんだか見たことあるような。

 

どうやらハンノキは身近にたくさんあるようです。

 

ハンノキ花粉症を発症しますと交差反応で「りんご、もも、なし、イチゴ、豆乳、メロン、ヘーゼルナッツ」などにアレルギーを起こす可能性があることがわかっています。

 

1月から続く鼻炎症状にはご注意くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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