院長ブログ

何も触った覚えがないのにかぶれている。ハネカクシのせいでは?

何も触った覚えがないのにかぶれている。ハネカクシのせいでは?

ちょうど今頃、梅雨どきの後半になると時折相談を受けます。

 

女性「何もさわった覚えがないのに皮膚がかぶれているんです」

女性「やけどをした覚えがないんですがやけどみたいになっているんです」

 

僕「ちょっと見せてもらえますか?」

 

ほうほう。なるほど。

 

僕「これはね、虫の体液によるかぶれなんです」

 

僕「アオバアリガタハネカクシという昆虫の体液による皮膚炎なんです。刺されたんじゃなくてここ部分でその虫をつぶしちゃったんですね」

 

愛知では毎年7月上旬ごろにアオバアリガタハネカクシによる皮膚炎が増加します。皮膚科の病名では線状皮膚炎と言います。

ハネカクシの体液は人間にとって強烈な皮膚炎を起こします。虫を払うような動作をして虫を潰してしまうと結果このような皮膚炎になるのです。

ハネカクシは夜道の街灯によくたかっているようで、夜道の自転車、歩行には気をつけたいところです。

夜の被害が多いですが昼間の被害もあります。

とは言っても相手は小さな虫。避けるのは正直難しいですね。

 

夏の日に身覚えのないかぶれに遭遇したらハネカクシによる皮膚炎を思い出してくださいね。

今日も頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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