院長ブログ

とびひ急増中。治らないとびひは本当にとびひ?

とびひ急増中。治らないとびひは本当にとびひ?

気温が急上昇するとともに外来ではとびひが増えています。

 

とびひとは皮膚を搔き壊したりした際に指などにいる細菌が皮膚内に入り込み、細菌が出す毒素で水疱ができる、というものです。

 

 

このように水疱は簡単に破れてびちゃびちゃします。傷をよく見ると周囲には水疱が破れた痕跡があります。

 

単なる搔きこわしとは様子が違います。

 

事実、湿疹を掻いてしまって皮膚が剥がれている状態ととびひを誤診されているケースは少なくありません(皮膚科専門医でもあります)。

 

1ヶ月以上とびひが治らない、と言ってこられるケースではほとんど湿疹ととびひの誤診です。

 

ついでに手足口病ととびひの誤診も多々見かけます。。昨日もありました。。

 

とびひは通常の処置を行うと数日、遅くとも1週間以内には治ります。

 

1週間以内に治らないとびひがあれば診断の見直しが必要です。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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