院長ブログ

しもやけが少ない今年の冬。しもやけの対処法とは

2020.01.17

しもやけが少ない今年の冬。しもやけの対処法とは

普段そう滅多に外に出ないのですが外来に座っているだけで外のことがなんとなくわかります。

 

今年はしもやけの相談が妙に少ないのです。暖冬のおかげかと思われます。

 

しもやけは最高気温が10度を割ってきますと増加します。ところが愛知ではまだ10度を割る日がないのです。

 

しもやけの対処法ですが、痒いしもやけにはビタミンEの内服やステロイド外用を行います。

 

もっともならないためには冷やさないことですが、冷えを予防するには足元の対策が重要です。

 

一番大事なのは「靴」。

 

しもやけになる方をよく観察していますとほとんどの方の履物は夏物と同じものを使ってらっしゃいます。

 

これでは簡単にしもやけになってしまいます。スノーブーツのような保温力が高いものを勧めます。

 

靴下を厚くするくらいでは僅かな効果しかないことにご注意を。

 

しかし学生さんなどは制靴があり、靴が自由でないことが多く気の毒です。

 

また室内の暖房も大切です。床が冷えていては屋内でもしもやけになってしまいます。

 

やはり学生さんはかわいそうで、折角靴で対策をしてもぺらぺらの上履きを履かされて暖房が十分でない学校内で過ごせば簡単にしもやけになってしまいます。

 

これは冷えた体育館を思い浮かべていただければ簡単に想像できるかと思います。

 

実は北国の人々はしもやけにあまりならないんです。

 

家の中は30度もあって暖かいし、外に出る時は足が冷えないようにマイナスXX度対応の靴を履いているからです。もちろん学校もポカポカ。

 

寒さ対策が普段からきちんとできているからですね。

 

この地域はあまり寒くならないので家でも外でも寒さ対策が十分浸透していません。

 

地域柄仕方がないのかもしれませんね。

 

暖冬とは言えどもこれからだんだん寒さがきつくなると思います。しもやけになりやすい人はぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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