院長ブログ

先天性耳瘻孔とは|原因や耳に穴が開いている場合の治し方も解説

先天性耳瘻孔とは|原因や耳に穴が開いている場合の治し方も解説

耳の前上部にある、生まれつきの小さな穴「先天性耳瘻孔」を指し示す赤い矢印

「耳の前が腫れてくるのですが」時折この様なご相談を受けます。よく見ると耳の前に小さな穴が開いています。

  当院では粉瘤の手術を多く手掛けていますので(年間800件)粉瘤かと心配されて来院される方が多いのですが、   この部位に穴が開いているのは「先天性耳瘻孔(せんてんせいじろうこう)」と言います。

先天性耳瘻孔の特徴

先天性ですから生まれた時からずっとあります。

胎児の頃に幾つかの組織が合体して耳が出来上がりますが、その組織同士のくっつきが少し悪い時に発生するとされています。

穴の下にはタコ足状になった小さな袋がありましてそこに垢がたまり、さらに細菌感染を起こすと痛みます。

袋は絵にすると大体こんな感じ。

深部で耳軟骨につながっています。

先天性耳瘻孔の治療法

治し方は手術のみ。

入り口の穴を含めて切開し、皮下に広がる小さな袋を全部取り出して治します。

手術は、私がやると15分かからないくらいでしょうか。

不思議と昔からたくさんの症例を手術させていただいていますので得意な手術の一つです。

耳の前の穴、に気付いたらぜひご相談くださいね。

今日も頑張りましょう!

まとめ

先天性耳瘻孔でお悩みの方は、ぜひ咲くらクリニックまでご相談くださいませ。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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