院長ブログ

イチゴ状血管腫(乳児血管腫)の治療

イチゴ状血管腫(乳児血管腫)の治療

当院では赤いアザ(血管腫)の治療をたくさん手掛けています。   特に多いのが乳児期に発症するイチゴ状血管腫(現在の病名は乳児血管腫)です。   教科書的には自然治癒が期待できるものですが、治癒まで7−8年かかるケースがあり、幼稚園、保育園などの集団生活時に目立つと困るとのことで治療を希望される親御さんが多いです。   治療は血管用のレーザーを用います。血管用のレーザーは血液の赤色に反応し熱作用で血管を破壊します。   レーザー治療では内部の血管が壊れますが、表面が傷つくことはほぼありません。ですからレーザー後は入浴も可能です。   保険点数の関係で3ヶ月に1回しか照射を行わない施設も多いのですが当院ではおよそ月に1回のペースで照射を行っています。   イチゴ状血管腫では治癒までの照射回数はおよそ5回から10回程度です。  

先ほどのお子様。6回照射でほぼ色が消失しました。   生まれてすぐの赤いアザに気づいたらご相談くださいませ。    

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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