院長ブログ

日曜日はアジア圏の先生達とオンラインミーティング

日曜日はアジア圏の先生達とオンラインミーティング

日曜日は世界的レーザーメーカーであるシネロンキャンデラさんのアジアミーティングに参加してきました。   お題は僕がこよなく愛する炭酸ガスレーザー「CO2RE」の使い方について。   オンライン時代らしく、アメリカ、中国、香港、オーストラリアからドクターの参加がありました。アメリカは夜中じゃ??   昔は香港や韓国に集まってたんですけどね。もうきっとないです。

画面ではこんな感じに紹介。

症例報告中。   オーストラリアの先生の白人さんへの治療、特にしわ治療においてはとてもアグレッシブで素晴らしい結果でした。   ですが、同じことを日本人に行うのは少々難しいです。   炭酸ガスレーザーは皮膚を削る作用があります。皮膚を削れば出血もしますし、痂皮にもなります。痂皮が取れたら赤みが出て、色素沈着も起こします。   比較的限定されたエリアの治療なら炭酸ガスレーザーは素晴らしい結果をもたらしてくれますが、広範囲に削るとなると日本では副作用が強くて好まれません。   当院ではニキビ瘢痕への適応が多いですが、そのニキビ瘢痕治療も今はノーダウンタイム治療の希望者が多くなっています。   すなわちニキビ瘢痕治療に限っては炭酸ガスレーザーの出番は少なくなってきているものと思います。ただしいざというときには必要な機械です。   またCO2REは価格が高く購入を躊躇される先生も多いと聞きます。   マーケティングの面々に日本ではあまり使わないモードを削除して、需要のある機能を残して低価格にすればもっと売れるはずですよ、とアドバイスをして終わりました。   どのようなコメントが本社から帰ってくるでしょうか。楽しみです。   さて今日も頑張りましょう!              

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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