院長ブログ

乾燥の時期。ざらざらの皮膚は保湿では治りません。

2021.11.25

乾燥の時期。ざらざらの皮膚は保湿では治りません。

当院の中央作業場には湿度計付きの時計がありますが、ふと見上げてみますと「湿度36%!!」の表示が。   湿度40%を切ると皮膚にはだいぶ負担。乾燥であちこち痒くなってきます。   そういう僕も背中やら足やらあちこち痒いです。ですからいつもステロイド+保湿の混合薬をちょこちょこ塗っています。     そこでおさらい!     皆さん自分や子供の皮膚を触ってみてください。どうなっていますでしょうか?   ざらざらしています。 →これは「湿疹」の肌。湿疹は病気ですので保湿の外用ではなく病気の治療をしましょう。湿疹の治療は通常ステロイド外用薬を使います。外用を続けてすべすべになったら正解!   すべすべだけど粉を吹いている。痒くもなんともない。 →こちは乾燥の皮膚。保湿だけで大丈夫です。保湿をたくさん塗ってあげてください。     簡単ですけれど結構この区別がわかっていない医院も多くてざらざらの皮膚に保湿だけ渡されたりしていることも多いですね。 もちろんそれでは治りませんので当院に皆さん来られるわけですけれども。   病気についての知識は簡単にでも心得ておけば安心です。   今日の学びは   「ざらざらの皮膚は病気の肌。治療しましょう。」   です。ざらざらの肌に保湿は効きません。     さて、今日も頑張りましょう!   こちらもどうぞ。 咲くらクリニックインスタ→https://www.instagram.com/anjosakuraclinic/?hl=ja                    

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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