院長ブログ

腫れたニキビの治療法|早く治すなら炭酸ガスレーザーがおすすめ

腫れたニキビの治療法|早く治すなら炭酸ガスレーザーがおすすめ

毎日のように腫れたニキビ患者さんがたくさんやってきます。

腫れたニキビ(膿瘍・嚢腫)が抗生剤だけで治りにくい理由

大きく腫れたニキビ(嚢腫・膿瘍)の症例写真。炭酸ガスレーザーによる膿出し処置の対象となる状態。
大きく腫れたニキビ(嚢腫・膿瘍)の症例写真。炭酸ガスレーザーによる膿出し処置の対象となる状態。

こんな感じに腫れているニキビですね。

普通の皮膚科だと抗生剤の内服や外用を処方されて「はい、様子見てね」だと思います。

しかし、 この膿瘍とか嚢腫と表現される「腫れたニキビ」は内服外用ではなかなか鎮まりません。

外用内服で治すとゆうに数週間かかります。

大きく腫れたニキビの内容物は皮脂の塊や角質、さらに膿です。

特に皮脂の塊が悪さをしていることが多く、これを排出しないと治りません。 (皮脂の塊は内服外用では消えません。自分の体が分解するまで残ります。)

腫れたニキビを最短1週間で完治を目指す炭酸ガスレーザー治療

排出するのに有効なのは炭酸ガスレーザー。

特殊なモードを使って1mm程度の穴を腫れたニキビに開けます。

顎にできた大きく腫れたニキビ(膿瘍)の症例写真。炭酸ガスレーザーによる膿出し処置が必要な状態。
顎にできた大きく腫れたニキビ(嚢腫・膿瘍)の症例写真。炭酸ガスレーザーによる膿出し処置の対象となる状態。

1ショットか2ショットくらい打つと、開けた穴から膿が出ています。

さらに周囲をそっと押してあげると皮脂の塊が「ぶつっ」と排出されます。

排出されたらこっちのもの。 あとは抗生剤軟膏を塗っておくと3日程度でかさぶたになり、7日程度で治癒します。  

内服外用なら数週間かかるところ、 炭酸ガスレーザーを使うと1週間で完治です。  

「腫れたニキビは触ってはいけない」は迷信

腫れたニキビを大事に置いておくと、困るのが跡になること。

特に腫れたニキビを長時間かけて治すと治癒後に陥凹瘢痕と言って凹んだ跡になりがちです。  

膿んだらすぐに膿を出す。これが原則です。

昔からよく言う「腫れたニキビは触ったらいかん」は迷信です。  

大きく腫れたニキビで困ったていたら外来までどうぞ。 その場ですぐに膿を出してあげます。

こちらは「保険治療内」で処置を行なっています。  

今日も頑張りましょう!

まとめ

腫れたニキビでお悩みの方は、ぜひ咲くらクリニックまでご相談くださいませ。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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