院長ブログ

手足口病のあとに爪が剥がれる?爪甲剥離の特徴と経過

2022.09.29

手足口病のあとに爪が剥がれる?爪甲剥離の特徴と経過

手足口病治癒後にみられる爪甲剥離とは?

手足口病治癒後にみられる爪甲剥離の症例写真
手足口病治癒後に発生した足の爪甲剥離の症例写真

数週間前から全国的に猛威を振るっている手足口病。

愛知県では少し落ちついてきました。

写真の爪は、手足口病治癒後の爪甲剥離という現象です。

手足口病の症状はウイルスの型によって異なる

手足口病は複数のウイルスが原因になります。

またそのウイルスの型により発症する形式が若干異なります。

典型的なのが手のひら、足の裏、口の中に発疹ができるタイプ。

しかしながら今年流行ったタイプはお尻、ひざ、肘、手のひら、足の裏に発疹が出るタイプでした。

爪甲剥離は数ヶ月後に現れる

このような出方をする手足口病が治ったあと、数ヶ月後に写真のような爪甲剥離を起こすことが多いです。

ですからおそらく12月ごろからこういう相談が増えるかと思います。

爪甲剥離に治療は必要?

特別治療はありません。待てば綺麗に生え変わります。  

お薬?いりません。もし薬を処方されたらきっとそこのドクターこれ知らんのやろね。知識あるドクターかどうか「踏み絵」になります。

最近子供が手足口病にかかったよ、というお母さん、知ってると安心ですね。知っていればあわてなくてよろしいかと。

いままで知らなかったドクター、外来でこれ見て、「ちょっと前に手足口病やらなかったですか?」と涼しい顔して言い当てたら尊敬されること間違いなしです。

信頼度アップです。笑。今日もがんばりましょう!

まとめ

手足口病のあとに爪の変化がみられ、不安な方はぜひ一度ご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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