院長ブログ

背中のかゆみが全然治らない…その原因は“色素性痒疹”かも

2025.05.05

背中のかゆみが全然治らない…その原因は“色素性痒疹”かも

ステロイドが効かない背中の痒み。

主に10代から20代に多くみられます。
もちろんその他の年代でもあります。

写真のような特徴的な皮疹があり、痒みを訴えます。
湿疹かな、と考えてステロイドを処方しても全く効きません。

これを色素性痒疹と言います。

ダイエットに伴って出てくることが多いとされています。
特に糖質制限をすると出やすいとされています。
10代ではダイエットをしなくてもカロリー不足で出現することがあります。

とても誤診されやすい皮疹です。
ウチの若い先生もちゃんと間違えていました🥹

治療は外用ではなくミノサイクリン内服がとてもよく効きます。投薬すればあら不思議、1-2週ですっかり治ります。
もちろんダイエットは中止してしっかりカロリーを摂ってくださいね。

(出典:咲くらクリニックインスタグラムより)

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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