まぶたのかゆみにも効くとされ、市販も多くされているプレドニン眼軟膏。実はそれ、まったく効いていないかもしれません。

本記事では当クリニックで案内させていただいているまぶたのかゆみ対策の方法をご紹介します。

【結論】プレドニン眼軟膏はほとんど効かない

ブログに書くからか、毎日患者さんがやってきます。まぶたのかゆみ・湿疹問題。結構深刻で何ヶ月もまぶたの痒みに悩んでいる方が多いです。

僕の外来ではまぶたの痒みを相談されたら、症状のチェック、使用しているお薬、外用量、外用法のチェックを行いますが、治らないと言ってる患者さんが持ってる薬をみるとだいたいこれ↓

「プレドニン眼軟膏」ほんと効いてないです。かゆみが何ヶ月も止まっていません。

出している医者はもちろん効くと信じて出すわけですが、かなりの確率で効いていないことが多いです。

面倒なことに、以前にどこかの眼科の偉い先生が講演で「まぶたの痒みにはプレドニン眼軟膏を処方しています」と仰っていました。

現場でガツガツやってる身分からすると、そこの偉い先生に「ちゃんと患者を診ていますか？」とグチを言いたくなったのを覚えています。

まぶたのかゆみには「プロトピック軟膏」「モイゼルト軟膏」がベスト

では「まぶたのかゆみに何が効くのか？」というと、結論から申し上げるとプロトピック軟膏やモイゼルト軟膏がよく効きます。

ちなみに、最近よく処方されているコレクチムもすごく弱くてあまり役に立ちません。

ただプロトピックは人によって刺激症状があって苦手なことも。 最近はモイゼルト軟膏が刺激が無くてよく効く印象です。（稀にあわない人もいますが）

まとめ

まぶたのかゆで悩んだら、ぜひ咲くらクリニックまでご相談くださいませ。

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今使っているプレドニン眼軟膏はどうしたらいいですかって？残念ですがゴミ箱に捨てましょう。

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