院長ブログ

デュピクセントが小児アトピー性皮膚炎に適応拡大|生後6か月から治療可能に

デュピクセントが小児アトピー性皮膚炎に適応拡大|生後6か月から治療可能に

中等症〜重症アトピー性皮膚炎の治療薬「デュピクセント」が小児にも適応拡大されました。

デュピクセントは既存の治療に反応しないアトピー性皮膚炎に対するお薬です(注射です)。

小児アトピー性皮膚炎にも適応が拡大されたデュピクセント300mg製剤

デュピクセントは、既存治療で十分な効果が得られない中等症〜重症のアトピー性皮膚炎に対して使用される生物学的製剤です。

治療によって、かゆみや皮膚症状の改善が期待できる患者さんもいらっしゃいます。

小児への適応拡大と治療開始について

デュピクセント治療前と6か月後のアトピー性皮膚炎の症例写真

これまで15歳以上のみの適応でしたがこのたび改訂があり、小児にも適応拡大されました。

なんと、生後6ヶ月からのアトピー性皮膚炎の患児に使用可能です。

デュピクセントには200mgと300mgの2種類があり、体重により使い分けが必要ですが、現在のところ200mg製剤の製造が間に合っておらず、300mg製剤でのみの治療を開始しています。

300mg製剤の適応は、体重15キロ以上30キロ未満の方と60キロ以上の方となっておりますので、まずはそこのゾーンの方から治療を開始しております。

条件を満たす方は順次ご相談くださいませ。   今日もがんばりましょう!

デュピクセントのリスク・副作用

  • 注射部位の赤み・腫れ・痛み
  • 結膜炎・眼瞼炎などの眼症状
  • アレルギー反応
  • 頭痛

症状や体調に応じて継続的な経過観察が必要です。

まとめ

アトピーにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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