院長ブログ

多発した脂腺増殖症への治療法|イソトレチノインの効果と注意点を解説

2025.10.06

多発した脂腺増殖症への治療法|イソトレチノインの効果と注意点を解説

少数の脂腺増殖症には脱毛針による焼灼治療が有効ですが、多発例では治療が難しくなります。

咲くらクリニックでは、皮脂腺抑制効果の高いイソトレチノイン内服による治療を提案。

3ヶ月の内服で腫瘍がほぼ消失する症例もあり、保険適用外ながら有効な治療選択肢の一つです。

顔面に多発した脂腺増殖症の治療方法💊

脂腺増殖症の治療は、数が少ない場合であれば、脱毛針を用いた焼灼(しょうしゃく)治療がとても有用です。

この方法は傷跡がほとんど残らずに治癒するため、目立ちにくく仕上がります。

しかし、多発しているケースでは、すべてを焼灼するわけにもいかず、治療に悩まれる方も多いのが現状です。


脂腺増殖症へのイソトレチノイン内服の効果と注意点

脂腺増殖症の多発例には、イソトレチノイン内服が有用です。

症例では、1日20mgを3ヶ月間内服したところ、ほぼ腫瘍が消失しているのが確認されました。

脂腺増殖症の多発例に対しイソトレチノインを内服した治療前後の比較写真。治療前は顔面に多数の小さな隆起が見られるが、治療後は肌が滑らかに改善している様子。

イソトレチノインは皮脂腺の働きを強力に抑制する作用があり、このような効果が得られます。

ただし、副作用も多く、投与には慎重な判断が必要です(※保険適用外)。


まとめ

お顔の脂腺増殖症にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

(出典:咲くらクリニックインスタグラム)

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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