院長ブログ

子育てに自己肯定感の獲得は大切

2021.08.25

子育てに自己肯定感の獲得は大切

先日受診に来た小さな女の子。

診察室においてある鏡が欲しいと言います。

はい、どうぞ、とあげましたらずっと自分のお顔を見ているのです。

女の子だねえ、というと、お母さんが

「私がいつもかわいいね、って言うから自分の顔見てかわいいと思っているんです。」

おお、素晴らしい。

どんなことでもいいから子供に自己肯定感を与えてあげるのはとても良いことです。

この子は将来きっと自分に自信を持って活躍するんだろな、と思いました。

子育てにあって、否定語ばかりを使うと子供は自信を失ってしまいます。否定ばかりされると自信がなくなり自分で何かしようとしなくなるわけです。

子育ての基本は君は〇〇ができるよ、ということをいつも教えてあげること。〇〇ちゃんかわいい、かっこいい、でもいいんです。

絵が上手なら褒めてあげる、漢字がかけたら、数字が書けたら、九九が覚えれたら褒めてあげる。なんでもちょっとしたことを毎日褒めてあげればいいんです。

たったこれだけで子供は自信を取り戻します。そうしたら今度は勝手に自分で努力を始めることでしょう。

しつけは大切ですからやってはいけないことに対しては否定語が必要ですが、必要以上に否定語を使ってはいけません。

必要以上に否定語を使っているときは親自身がイラついているときではありませんか?少し胸に手を当てて考えてみましょう。

また否定語を使うときは子供にただダメ、と言うのではなく、どうしてダメか理由をちゃんと子供にお話ししてあげることが大切です。

誰しも理由もなくダメと言われるとムカつくでしょう?子供だっておんなじです。言わないだけ。だからきちんと理由を教えながら否定語を使うと良いです。

1歳や2歳の子に言葉が通じないんじゃないかと思って「ダメ」としか子供に言わない親も多くいます。

たとえばこの傷を触っちゃダメ、指吸っちゃダメとかね。

0歳でも1歳でもどうしてダメなのかをちゃんと理由をお話ししながら言えばちゃんとやめてくれるのですよ。ほんとです。

お子さんを良い子に育てたいと思うなら自己肯定感を持たせてあげること。毎日褒めることは自己肯定感の獲得につながります。

また相手を褒めることは自分の幸せへの第一歩。

皆さん否定語ばかりの日常から脱してみてはいかがでしょうか?

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執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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