院長ブログ

ステロイド外用剤の副作用|白く抜ける(色素脱失)場合の治し方

2025.08.25

ステロイド外用剤の副作用|白く抜ける(色素脱失)場合の治し方

ステロイド外用剤の副作用解説。皮膚が黒くなるのではなく「白く抜ける(色素脱失)」現象を示す手の症例写真

いまだにステロイドの副作用が「黒くなる」と信じてる人がいます。

ステロイド外用剤の副作用は「黒くなる」ではなく「白く抜ける」

ステロイド外用剤の副作用は黒くなる、ではなく、白く抜ける、です。

これを「色素脱失」と言います。

上の写真は手の甲のとても痒い湿疹に対して強力なステロイド外用剤をずっと塗り続けていた方です。
塗ったところが白く抜けているのがわかりますね。

ステロイド外用剤で白くなった場合の治し方

下は治癒後、外用をやめて数ヶ月後です。ステロイド外用をやめると色はちゃんと戻っています。

✅皆さまわかりましたでしょうか?

ステロイドの副作用は黒くなる、ではなくて「白くなる」です。

⚠️ステロイドを塗ると黒くなる、と吹いて回ってる人物は善良で素直なあなたをだまそうとしています。気をつけましょうね。

ステロイド外用剤の色素脱失を美白に使うのは危険

🌶️🌶️ステロイドを塗ると白くなるからといって美白に使うのは言語道断です!

🌸あと!尋常性白斑(病気で色が抜ける)の治療には色素を出すのにステロイドは有用ですからちゃんとステロイド塗りましょうね。

まとめ

皮膚に関するお悩みは、ぜひ咲くらクリニックまでご相談くださいませ。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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