診療案内

AGA(男性型脱毛症)

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

AGA(男性型脱毛症)

AGA(男性型脱毛症)は、前頭部の生え際や頭頂部の髪が細くなり、薄毛が徐々に進む状態です。当院では、薄毛の原因を確かめ、フィナステリド・デュタステリドなどの飲み薬や、ミノキシジルの塗り薬を使って治療します。

こんなお悩みに

  • 生え際が後退して、額が広くなってきた
  • つむじのまわりの地肌が、透けて見えるようになった
  • 髪が細くなり、抜け毛が増えてきた

まずAGAかどうかを診察します

急に大量に抜けた、円形に抜けた、頭皮が赤くかゆいといった場合は、AGA以外の原因も考えます。いつから薄くなったか、ご家族の薄毛、持病や飲んでいる薬を伺い、生え際と頭頂部の状態を診ます。

飲み薬と塗り薬の役割

AGAには、男性ホルモンが変化してできるDHTという物質が関わっています。DHTが髪の育つ期間を短くするため、生え際や頭頂部の髪が、細く短いまま抜けていきます。

フィナステリドとデュタステリドは、DHTをつくる酵素の働きを抑えて、AGAの進行を遅らせる飲み薬です。2つの薬は、抑える酵素の種類が違います。どちらも男性のAGAの治療薬として国内で承認されており、先発品と後発品があります。

ミノキシジルの塗り薬は、発毛を促す目的で頭皮に使います。同じ「薄毛の薬」でも役割は異なるため、薄毛の進み方や、これまでの薬の効き方、副作用、持病を確かめて、使う薬を決めます。

安城本院では、ミノキシジルの飲み薬も扱っています。ミノキシジルのうち、飲み薬と濃度15%の塗り薬は、国内では承認されていない薬です。日本皮膚科学会のガイドラインは、ミノキシジルの飲み薬による治療を「行うべきではない」としています。効果と危険性が、十分に確かめられていないためです。くわしくは、下の「国内で承認されていない薬について」をご覧ください。

効果は数か月単位で確認します

飲み始めて数日で毛量が増える治療ではありません。フィナステリドとデュタステリドは1日1回飲み、効果は通常6か月ほど続けてから確かめます。

進行を抑えられていても、見た目の変化は小さいことがあります。フィナステリドやデュタステリドを6か月以上飲んでも、薄毛の進み方が変わらないときは、その薬をやめて、治療を見直します。

服用前に知っておきたいこと

フィナステリドとデュタステリドは、成人の男性に使う薬です。錠剤は割ったり砕いたりせず、カプセルは噛んだり開けたりせずに、そのまま飲みます。割れた錠剤や、カプセルから漏れた中身には、妊娠中の方をはじめ、ご家族の女性やお子さまが触れないようにしてください。触れたときは、すぐに石けんと水で洗ってください。

飲んでいる間は、前立腺の検査で測るPSAの値が、およそ半分になります。健康診断やほかの医療機関でも、AGAの薬を飲んでいることを伝えてください。服用中と、やめてからしばらくの間は、献血ができません。ほかの医療機関や通販で手に入れた薄毛の薬があれば、重ならないようにお知らせください。

無理なく続けられる治療を

AGAの薬は、効果を保つには続けて使う必要があり、やめると少しずつ元に戻る可能性があります。効果だけでなく、副作用や月々の費用も確かめてから始めます。薬を多く飲んでも、効果が増えるとは限りません。自己判断で量を増やしたり、ご家族の薬を分けてもらったりしないでください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
対象男性のAGA(生え際や頭頂部の薄毛)
飲み薬フィナステリド(先発品のプロペシア・後発品)、デュタステリド(先発品のザガーロ・後発品)。安城本院では、ミノキシジルの飲み薬(国内未承認)も扱っています
塗り薬ミノキシジル(濃度5%・15%)。15%は国内未承認です
使い方と期間の目安フィナステリドとデュタステリドは1日1回。効果は通常6か月続けてから確かめます。薬は1回に1〜3か月分を処方します(院と薬によって違います)
飲み薬を使えない方薬の成分でアレルギーを起こしたことがある方、女性、お子さま(フィナステリド・デュタステリド)。デュタステリドは、フィナステリドなど同じ種類の薬でアレルギーを起こしたことがある方と、重い肝臓の病気がある方にも使いません。ミノキシジルの飲み薬は、米国の添付文書で、褐色細胞腫の方と成分にアレルギーのある方には使わないとされています
塗り薬を使えない方成分でアレルギーを起こしたことがある方、女性、20歳未満の方、頭皮に傷・湿疹・赤みがある方。15%の塗り薬も、これらの方には使いません
診察でお伝えください20歳未満の方(飲み薬)、肝臓・心臓・腎臓の病気や血圧の異常がある方、うつ病やうつ状態と言われたことがある方、死にたい気持ちになったことがある方、気分の落ち込みがある方、飲んでいる薬がある方
服用中の注意前立腺の検査(PSA)の値がおよそ半分になります。服用中と、やめてから一定の期間(フィナステリドは1か月、デュタステリドは6か月)は献血ができません
受けられる院安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院(扱う薬は院によって違います)

診察・治療の流れ

01

問診・診察

抜け方や経過をうかがい、頭皮と髪の状態を診ます。
02

説明

考えられる原因と、薬の効き方・副作用・費用をご説明します。
03

処方

使う薬を決めて、飲み方と使い方をお伝えし、薬をお渡しします。
04

再診

薬がなくなるころに受診していただき、髪の変化と副作用を確かめます。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • フィナステリド・デュタステリドで、性欲の低下、勃起機能の低下、射精の障害などの性機能の副作用が起こることがあります。薬をやめたあとも続いたという報告があります。
  • 乳房の痛みや張り、精巣の痛みが出ることがあります。
  • フィナステリド・デュタステリドで、精液の量が減る、精子の数や動きが低下するといった報告があります。やめたあとに改善したという報告がある一方、デュタステリドでは、やめて24週間(半年近く)たっても精子の数の減少が続いていたという報告もあります。お子さまを考えている方は、診察でお伝えください。
  • 気分の落ち込み(抑うつ)が報告されています。フィナステリドでは、因果関係ははっきりしていませんが、自殺を考えたり、試みたり、自殺に至ったりしたという報告もあります。
  • 肝機能障害や黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)が起こることがあります。
  • ミノキシジルの塗り薬で、頭皮のかゆみ・かぶれ・赤み・ふけ、頭痛やめまい、胸の痛みや動悸、手足のむくみが出ることがあります。使い始めに、一時的に抜け毛が増えることもあります。
  • ミノキシジルの飲み薬(国内未承認)では、全身の毛が濃くなる、むくみや体重の増加、動悸や息切れ、胸の痛みなどが報告されています。心不全や、心臓のまわりに水がたまるといった重い副作用も報告されています。
  • 効果には個人差があり、十分な変化が得られないこともあります。
  • 胸の痛み、動悸(脈が速くなる)、息苦しさ、めまいやふらつき、気が遠くなる感じ、急なむくみや体重の増加、じんましんや唇・顔の腫れ、皮膚や白目が黄色くなるといった症状が出たときや、気分が落ち込む、死にたい気持ちになるといったときは、すぐに薬の使用をやめて、治療を受けている院へご連絡ください。

FAQ

国内で承認されていない薬について

■ ミノキシジル内服薬

未承認であること:ミノキシジル内服薬は、国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:国内で承認されているミノキシジルは、外用薬だけです。

海外での状況:米国などでは重症の高血圧の薬として承認されていますが、薄毛の治療には承認されていません。心嚢液がたまる、むくむなどの副作用が知られています。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

■ ミノキシジル15%外用薬

未承認であること:ミノキシジル15%外用薬は、国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。

国内の承認品:国内で承認されているミノキシジル外用薬は、濃度5%までです。

海外での状況:米国などで承認されている外用薬も、濃度5%までです。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。