院長ブログ

新しい光線治療器セラビームUVA-1

新しい光線治療器セラビームUVA-1

今日は新しい光線治療器のご紹介です。

当院にはナローバンドUVBからエキシマレーザーまで7台の光線治療器があります(たぶん日本で一番たくさん買ってる)。

これらの光線治療器(別名:紫外線治療器)は難治病変の治療に使用します。例えば、尋常性白斑、円形脱毛症、乾癬、アトピー、痒疹など。

その光線治療器に新しい仲間が増えました。

「ウシオ電機・セラビームUVA-1」

こちらの機械は365nmの波長を発振する紫外線治療器です。エキシマの308nmに比べますと波長が長く、より深部に到達します。このため真皮病変の治療に効果が高いとされています。この機械では保険治療が可能です。

論文ベースですが汗疱性湿疹や強皮症、円形脱毛等に効果があるとされています。

特に当院が注目しているのは汗疱性湿疹など手湿疹の治療です。手湿疹は難治例・重症例が多く、強いステロイド外用剤を使わざるを得ないケースがほとんどです。強いステロイドをずっと使っていると手の皮膚が薄くなったり色が白く抜けてきたりする副作用が出てくることがあります。したがって光線治療器を使って少しでも外用量を減らせることを期待しています。

またこのUVA-1では硬くなってしまった皮膚病変を柔らかくする作用があります。強皮症や痒疹、もしかするとケロイドにも有効なのでは?と想像していますが検証はこれからです。

新たな治療アイテムの追加でより一層治療の幅が広がりました。明日からの診療が楽しみです。

どうぞよろしくお願いします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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