光線治療機器まとめ2022
12月18日に開催された日本皮膚免疫アレルギー学会で「新しい光線治療器・セラビームUVA1」についてのセミナーを行いました。今回はセミナーの内容から抜粋し2022年現在で入手できる光線
記事を読む紫外線療法(光線療法)は、治療に使う波長の紫外線を皮膚に当てて、病気に関わる免疫の細胞の働きを抑える治療です。乾癬や掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑、円形脱毛症などで、塗り薬だけでは治りにくいときに保険診療で行います。当院では、症状が出ている範囲や場所を診て、使う機器と当てる量を決めています。
紫外線療法を考える前に、まず病名をはっきりさせます。たとえば手のひらや足の裏のぶつぶつは、掌蹠膿疱症のほか、水虫や湿疹のこともあります。この治療で保険が使えるかどうかも、病名で決まります。
そのうえで、症状の広さと場所、これまでの治療をうかがいます。光に反応しやすくなる薬や、免疫を抑える薬を使っていると、紫外線療法を控えたり、当て方を変えたりします。使っている薬は、塗り薬や貼り薬、注射も含めてお知らせください。
症状が体の広い範囲にあるときは、全身や半身にまとめて当てるナローバンドUVBを使います。ひじ・ひざや頭など、一部だけにあるときは、エキシマレーザーやエキシマライトなど、症状のある所に当てる機器を使います。まわりの健康な皮膚に、紫外線をなるべく当てずに済みます。


全身や半身に当てる機器は、安城本院にあります。札幌院では、一部に当てる機器を使っています。
当てる量は少なめから始め、肌の反応を見ながら少しずつ上げていきます。エキシマは赤みや水ぶくれが出やすいため、同じ所に重ねて当てないように気をつけて照射します。
照射による変化は1〜2回では分かりにくいため、くり返し当てながら様子を見ていきます。効き方は病気や部位によって違うので、数か月ごとに効果と副作用を確かめます。長く続けたときの皮膚への影響にも気をつけ、当てた回数も見ながら、続けるか、ほかの治療に切り替えるかを決めます。
次の照射の日まで待たなくてかまいません。治療を受けた院で肌の状態を診て、当てる量を減らしたり、落ち着くまで照射を休んだりします。
| 保険適用(費用の目安) | 保険診療です。自己負担は、保険の負担割合によって変わります |
|---|---|
| 保険が使える病気 | 乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症など、国が決めた病気に限られます |
| 使う紫外線 | ナローバンドUVB(全身・半身にも、一部にも当てられます)、エキシマレーザー・エキシマライト(症状のある所だけに当てます) |
| 通院の目安 | はじめは週1〜2回。落ち着いたら間隔をあけ、数か月ごとに続けるかを見直します |
| 受けられない方 | 皮膚がんにかかったことがある方、皮膚がんになりやすい方(色素性乾皮症の方、放射線治療を受けたことがある方など)、光に強く反応する体質(光線過敏症や、全身性エリテマトーデスなど日光で悪くなる膠原病)の方 |
| 診察でお伝えください | 妊娠中の方、使っている薬(飲み薬・注射・塗り薬・貼り薬)がある方、心臓ペースメーカーや植込み型除細動器など、体に植え込む電子機器を使っている方(機器によっては照射できません)、白内障のある方、天疱瘡・類天疱瘡などの病気がある方、日光や紫外線療法で症状が悪くなったことがある方、ケロイドができやすい方 |
施術の特徴や経過を、院長ブログでご覧いただけます。
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記事を読む新しい光線治療器、ウシオ電機UVA-1です。光線治療とは患部に紫外線を当てて、有害な細胞を排除して過剰な免疫反応を抑えることにより疾患を改善させる治療のことです。光線治療は現在、アトピ
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