ニキビはタイプ別治療が最短ルート|膿疱タイプ・毛孔角化タイプに適した治療法
ニキビには大きく分けて2つのタイプがあります。大きく膿んでいる膿疱タイプザラザラが強い毛孔角化タイプニキビはタイプによって適した治療法が異なるもちろん混在していることも多くあります。ニ
記事を読むニキビは、毛穴の詰まりと炎症が関わる皮膚の病気です。赤いニキビが落ち着いたあとも、新しいニキビができにくい状態を保つところまでが治療です。当院では、保険診療の塗り薬や飲み薬を、ニキビの種類に合わせて使い分けます。
ニキビは、医学的には尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)といいます。毛穴の出口が詰まって皮脂がたまった白ニキビ・黒ニキビを、「面皰(めんぽう)」と呼びます。そこにアクネ菌が増えて炎症が起こると、赤いニキビや膿をもったニキビになります。
毛穴の詰まりには、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの塗り薬を使います。赤いニキビや膿をもったニキビには、抗菌薬の塗り薬や飲み薬を組み合わせます。
診察では、毛穴の詰まりによるざらつきを確かめます。大きく腫れて膿をもったニキビが、どのくらいあるかも見ます。どちらが多いか、両方が混ざっているかで、塗り薬と飲み薬の組み合わせを決めます。膿がたまったニキビには、中の膿を出す処置を行うこともあります。
これまでの薬で治りにくかった方には、効かなかったのか、刺激で続けられなかったのかをうかがって、次の薬を選びます。ニキビではない病気のこともあります。顔のニキビダニが増えて起こる炎症や、背中や胸のマラセチア毛包炎(カビの一種による毛穴の炎症)は、ニキビとよく似ていますが、治療が違います。

ニキビの塗り薬は、使い始めに乾燥やヒリヒリ感、皮むけが出ることがあります。アダパレンの場合、多くは最初の2週間ほどに出て、たいていは軽く、一時的です。刺激によるヒリヒリと、薬が合わずにかぶれるアレルギーとは、別のものです。
塗る量や保湿のしかたを見直し、それでも続けにくいときは、薬の種類を替えたり、塗る範囲を狭めたりします。強い赤みや腫れ、広い範囲のかぶれが出たときは、塗るのをやめてご連絡ください。
毛穴の詰まりが残っていると、ニキビをくり返すことがあります。そのため、炎症が落ち着いたら、毛穴の詰まりを防ぐ塗り薬で、よい状態を保ちます。抗菌薬は、効きにくい菌(耐性菌)を増やさないよう、長くは続けません。塗り薬は、数日で効き目を決めずに続けてください。
軽いニキビでも跡が残ることがあるため、早めの治療が勧められています。受診のときは、使っている薬や、市販のニキビケア用品が分かるものをお持ちください。妊娠中・授乳中の方、妊娠を考えている方は、使えない薬があるため、お知らせください。
| 保険適用(費用の目安) | 保険診療(自己負担は、保険の負担割合によります) |
|---|---|
| 主な症状 | 白ニキビ・黒ニキビ(毛穴の詰まり)、赤いニキビ、膿をもったニキビ、しこり |
| 主な治療 | 毛穴の詰まりを改善する塗り薬、抗菌薬の塗り薬・飲み薬、膿を出す処置 |
| 通院の目安 | 赤いニキビを抑える治療は3か月ほどを目安に見直し、その後は再発を防ぐ塗り薬を続けます |
| 受診の目安 | 市販薬で治らない、硬く痛むニキビがある、跡が残り始めた |
| 受診できる院 | 安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院 |
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