この凄さがわかるのは形成外科か皮膚科の専門医級
背部一面にあるニキビ後肥厚性瘢痕です。 先生達はこれにケナコルト全面打ちますか? 通常なら途方に暮れてしまうところ、ビーワンなら痛みもなくほんの数か月で平坦にできます。 週一15回治療
記事を読むケロイドは、傷の範囲を超えて、赤く硬い盛り上がりが広がる状態です。かゆみや痛み、ひきつれる感じが続き、長く悩んでいる方もいます。当院では、似ている肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と区別したうえで、保険診療で治療します。
肥厚性瘢痕は、盛り上がりがもとの傷の範囲にとどまり、時間とともに落ち着いていくことが多い傷跡です。ケロイドは、赤みと盛り上がりが、もとの傷の外側へ広がります。手術やけがだけでなく、ニキビやピアスの穴のあとにできることもあります。
胸の真ん中や肩、背中の上のほう、耳、下腹部は、ケロイドができやすい場所です。できやすさには、傷の深さや、傷が引っぱられる力、妊娠、高血圧、体質なども関わります。診察では、いつから、どのように大きくなってきたかをうかがいます。
当院では、盛り上がった部分に直接ステロイドを注射する治療を中心に行います。注射が苦手な方には、飲み薬(トラニラスト)や、シリコーンジェルシートを貼る方法もあります。シリコーンジェルシートは、保険が使えません。
安城本院では、ケロイドに色素レーザー(Vビーム)を当てる治療も、自由診療で行っています。ケロイドへの照射は、国が承認した使い方に入りません。レーザーの刺激でかえって広がることもあるので、照射するかどうかは、ケロイドの状態を診て慎重に決めます。国の承認については、下の「ケロイドへのレーザー照射と、国の承認について」をご覧ください。
ケロイドは、手術で切り取るだけでは再発しやすく、前より大きくなることもあります。そのため、まずは注射などの手術以外の治療を行います。手術をする場合は、再発を防ぐために、手術のあとの放射線治療などを組み合わせます。放射線治療は、その設備がある医療機関で行います。
注射は、何回かくり返すことが多い治療です。盛り上がりや硬さだけでなく、かゆみや痛みがどのくらい減ったかも診て、治療を調整します。
治療をしても、赤みが残ったり、再発したりすることがあります。まず痛みやかゆみを楽にしたいのか、厚みを薄くしたいのか、ご希望をお聞かせください。治療中は、服やアクセサリーで傷跡がこすれないように気をつけてください。
次のようなときは、早めに受診してください。
盛り上がった傷跡を治療しないでおくと、硬くなって、関節などでひきつれ(瘢痕拘縮)を起こすことがあります。
| 保険適用(費用の目安) | 診察と、ステロイドの注射・飲み薬による治療は保険診療です。自己負担は、保険の負担割合によります |
|---|---|
| 主な症状 | 傷跡の赤く硬い盛り上がりが、もとの傷の範囲を超えて広がる。かゆみ・痛み・ひきつれる感じ |
| 主な治療 | ステロイドの注射(当院の治療の中心)。注射が苦手な方には、飲み薬(トラニラスト)やシリコーンジェルシート |
| 通院の目安 | 注射は、4週間以上あけてくり返すのが目安です。回数は、盛り上がりと症状の変化を見て決めます |
| 受診の目安 | 傷跡が広がってきた、かゆみや痛みが続く、関節の近くの傷跡がつっぱる |
| 診察でお伝えください | 妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方、糖尿病・緑内障・胃潰瘍、肝臓や腎臓の病気などの持病がある方、ほかに飲んでいる薬がある方 |
| お子さまの治療 | 注射したところがへこみやすいため、ステロイドの注射はなるべく避け、年齢に合わせて治療を決めます |
| Vビーム(自由診療) | ケロイドに当てる色素レーザーです。国が承認した使い方には入りません |
| Vビームを受けられない方 | 光線過敏症の方。日焼けや色素沈着のある肌、ヘルペスが出ている部分、傷や感染のある部分、刺青や皮膚がんがある部分には照射しません。血液をさらさらにする薬や鉄剤、サプリメントを使っている方(紫斑が出やすくなります。薬は自己判断でやめないでください)と、光の刺激で発作が起きたことがある方は、診察でお伝えください |
| 受診できる院 | 安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院(色素レーザーのVビームは安城本院) |
承認外の使い方であること:Vビーム(VbeamⅡ)は国内で承認された医療機器ですが、ケロイドへの使用は承認されていません。
入手経路:国内の正規の流通経路で購入しています。
国内の承認品:Vビームは、皮膚の良性の血管の病変(赤あざなど)の治療に承認されています。
海外での状況:米国では、同じ種類のパルス色素レーザーが、傷あと(scars)などに使う機器として許可されていますが、ケロイドへの使用を許可したものではありません。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。承認された使い方でも同じです。
施術の特徴や経過を、院長ブログでご覧いただけます。