院長ブログ

口囲皮膚炎を疑うのはどんなとき?塗り薬を使っても繰り返す口周りの湿疹

口囲皮膚炎を疑うのはどんなとき?塗り薬を使っても繰り返す口周りの湿疹

口周りの湿疹で、薬を塗ってもなかなか治らない方に向けて解説します。

口囲皮膚炎を疑う経過

間違えやすいけど、間違えたらあかんやつ 口囲皮膚炎。

口囲皮膚炎の口周りのできた湿疹の写真
口囲皮膚炎の口周りにできた湿疹の斜めからの写真

「数か月前から口周りに湿疹があり、ロコイドを塗ると一旦落ち着くものの、すぐに繰り返す」という相談があります。

ロコイド、プレドニン眼軟膏、コレクチム、ニゾラール、プロトピック、いろいろ出されているけど治らない。

ついでにマスクかぶれだ、ヨダレかぶれだ、アレルギーだ、とか言われてきている。

このような経過でしたらまず口囲皮膚炎を疑いましょう。

口囲皮膚炎の治療と再発

口囲皮膚炎の原因は一つに特定されておらず、ステロイド外用薬の使用などが関係する場合があります。

診察で使用中の薬を確認し、必要に応じてステロイド外用薬の中止や治療の変更を検討します。

当院では症状に応じて抗菌薬の内服やロゼックスの外用を行い、4~8週間程度を目安に経過をみています。ただし、治療期間には個人差があります。

再発することもありますが、その際は症状やこれまでの治療経過を確認し、治療方針を検討します。

口周りの湿疹には似た症状を示す疾患もあるため、口囲皮膚炎を疑うきっかけになればと思い投稿しました。

※お写真ご協力ありがとうございました♪

まとめ

口周りの湿疹が、薬を塗ると一旦落ち着いても繰り返す方は、当クリニックまでご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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