院長ブログ

肝斑治療に用いるシルファーム|ニードルRFの仕組みと2回照射後の症例

肝斑治療に用いるシルファーム|ニードルRFの仕組みと2回照射後の症例

肝斑治療に用いるニードルRF「シルファーム」の仕組みと症例を紹介します。

肝斑の基本治療と生活習慣

肝斑の治療の基本はビタミンc内服、トラネキサム酸(トランサミン)内服に加え、トラネキサム酸外用やハイドロキノン外用です。

肝斑のケアでは、肌への摩擦を避けることも大切です。日常生活では、次の点に気をつけます。

  • 強くこすって洗わない
  • つっぱるほど洗わない
  • メイクのパフを皮膚にこすりつけない
  • マッサージ、叩く、など皮膚に刺激を与えない

レーザートーニングによる肝斑治療と白斑のリスク

デバイス治療(マシン治療)としては、レーザートーニングが有名です。

トーニングは主に1064nmのレーザーを弱く何度も照射することで徐々に肝斑を薄くする治療です。複数回の照射を行うことがあります。(必要な回数や経過には個人差があります。)

しかし、レーザートーニングでは白斑形成という重大な副作用があります。

レーザーを繰り返し照射することでメラニン色素を作る細胞を破壊してしまって色が出てこなくなる現象です。肝斑ではもともとメラノサイトが異常をおこしており、トーニングをする前から白斑が見える場合がしばしばあります。

レーザートーニングを繰り返すことで、肌の一部の色が白く抜ける「白斑」が生じることがあります。白く抜けた部分は、元の肌色に戻りにくい場合もあります。

シルファームによる肝斑治療の仕組み

さて、ここ数年で肝斑治療に新しいデバイスが登場してきました。

それが今日お話する「シルファーム」。

シルファームは、針を用いて皮膚に高周波の熱を加える治療機器です。肝斑に対する作用についても研究されています。

施術時には麻酔を使用しますが、痛みの感じ方には個人差があり、出血が生じることもあります。

一応麻酔をして行いますが無麻酔でも十分できるレベルです。

シルファームを2回照射した肝斑の症例

肝斑に対するシルファーム2回照射前後の顔の症例写真

治療内容

シルファームによる肝斑治療

治療回数

2回

写真

左上〈照射前〉/右下〈2回照射後〉

費用

33,000円(税込)

麻酔代別途

主なリスク・副作用

痛み、出血、腫れ、赤みなど

頬の肝斑を治療前とシルファーム2回照射後で比較した写真

治療内容

シルファームによる肝斑治療

治療回数

2回

写真

左〈照射前〉/右〈2回照射後〉

費用

33,000円(税込)

麻酔代別途

主なリスク・副作用

痛み、出血、腫れ、赤みなど

掲載した症例写真は、いずれもシルファームを2回照射した前後の比較です。経過には個人差があります。

もちろん難治例もありますよ!

肝斑治療のシルファーム、ご相談は外来まで

シルファームのリスクと副作用

施術後には以下などの副作用が生じることがあります。続く期間には個人差があります。

  • 痛み
  • 出血
  • 術後はれ
  • 術後赤み

まとめ

肝斑にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

最近はインスタへの投稿の方が多いので、こちらもぜひご覧ください。

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執筆・監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。

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