診療案内

シルファーム

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

シルファーム

シルファームは、細い針を皮膚に入れ、針の先から高周波の熱を加える治療です。当院ではシルファームXという機器で、主に肝斑を治療しています。設定を変えて、顔の赤みにも使います。シルファームXは、国内では承認されていない医療機器です。下の「国内で承認されていない医療機器について」もあわせてご覧ください。

こんなお悩みに

  • 頬に、もやっと広がるシミ(肝斑)がある
  • 肝斑で、飲み薬や塗り薬のほかの治療も知りたい
  • 顔の赤みが気になる

シルファームの仕組み

皮膚の表面からレーザーを当てる治療とは違い、針の先から、皮膚の内側に直接熱を届けます。表皮と真皮の境目(基底膜)や、その下の血管に熱を加えることを目的とした治療です。

シルファームの先端。細い針が並んでいる
シルファーム(国内未承認)の先端です。細い針が並んでいて、これを皮膚にそっと差し込みます。

肝斑かどうかを確かめてから治療します

肝斑は、頬などに左右対称に、もやっと面で広がるシミです。点々と出るシミや、炎症のあとの色素沈着と見分けにくいことがあります。当院では、VISIAで撮影した画像と肌の状態を見て、まず肝斑かどうかを確かめます。点々と出るシミが目立つ場合は、シルファームではなく、レーザーなどほかの治療を選びます。

肝斑の治療は、紫外線を防ぐことが基本です。そのうえで、塗り薬や、トラネキサム酸などの飲み薬を使う治療が行われています。シルファームは、これらとは別の選択肢の一つです。受けている間も、紫外線対策と、顔をこすらないスキンケアは続けていただきます。

治療の回数と経過

1か月に1回ほどの間隔で受けていただきます。肝斑は、よくなったり悪くなったりをくり返しやすい状態です。刺激や熱で、かえって色が濃くなることもあるため、施術のたびに肌の様子を見ながら、続けるかどうかを決めます。落ち着いている時期は、間隔を2か月に1回ほどにあけることもあります。

シルファームによる治療前と治療後
シルファーム(国内未承認の医療機器・自由診療)で治療した方の、治療前と治療後です。主な副作用は、赤み・腫れ・点状の出血・かさぶたなどです。肝斑がかえって濃くなったり、やけどをしたり、傷あとが残ったりすることもあります。
シルファームによる治療前と治療後
こちらも、シルファーム(国内未承認の医療機器・自由診療)で治療した方の治療前と治療後です。施術のあとには、赤み・腫れ・点状の出血などが出ることがあります。肝斑がかえって濃くなったり、やけどをしたり、傷あとが残ったりすることもあります。

痛み・ダウンタイム

針を刺すため、痛みや熱さを感じることがあります。施術の前に、麻酔クリームを塗ってから行います。施術のあとは、赤みや点状の出血が数日、腫れが1週間ほど出ることがあります。小さなかさぶたができて、肌が数日ざらつくこともあります。人に会う予定があるときは、日取りを診察で相談して決めます。

翌日からは、保湿と紫外線対策をしてください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
主な対象肝斑。設定を変えて、顔の赤みにも使います
使用する機器シルファームX(国内未承認の医療機器)
間隔の目安1か月に1回ほど
痛み・麻酔針を刺す痛みや熱さを感じることがあります。麻酔クリームを塗ってから行います(麻酔代は別)
ダウンタイム赤みや点状の出血は数日、腫れは1週間ほど。メイクは翌日から
受けられない方妊娠中の方、糖尿病の方、口唇ヘルペスがある方、心臓や脳の病気・悪性腫瘍がある方、ケロイド体質の方、金属アレルギーがある方、金の糸が入っている方
診察でお伝えくださいペースメーカーや植込み型除細動器を使っている方、体の中に金属の医療機器が入っている方、血が止まりにくい病気の方、病気や薬で免疫の働きが弱くなっている方、麻酔の薬でアレルギーが出たことがある方、授乳中の方、飲み薬や塗り薬を使っている方、これまでに肝斑やシミの治療を受けた方
受けられる院安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師が画像と肌を見て、肝斑かどうかや、これまでの治療を確かめます。施術の設定と費用、副作用をご説明します。
03

麻酔クリーム

施術する部分に塗ります。
04

施術

細い針を肌に当て、顔全体に高周波を流していきます。
05

施術後

出血や赤みの様子を確かめ、当日の洗顔や、次の施術までの過ごし方をお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 針を刺すときの痛みや熱さ、施術中の出血があります。
  • 赤み・点状の出血(数日)、内出血、腫れ(1週間ほど)、小さなかさぶたが出ることがあります。毛穴に赤いぶつぶつ(毛包炎)が、1週間ほど出ることもあります。
  • 眉の下まで施術すると、まぶたが重く感じたり、開きにくく感じたりすることがあります。
  • 刺激や熱によって、肝斑がかえって濃くなることがあります。
  • 針を使う高周波の治療では、皮膚の下の脂肪が減って顔の形が変わる、傷あとが残る、神経が傷つくといった重い副作用が報告されています。
  • 変化の出方には個人差があり、肝斑が薄くならないこともあります。
  • やけどや水ぶくれ、強い痛みや腫れ、膿が出るなど、感染が疑われる症状があるときは、次の予約を待たずに、すぐに治療を受けた院へご連絡ください。

FAQ

国内で承認されていない医療機器について

未承認であること:シルファームX(SYLFIRM X)は、国内で承認されていない医療機器です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:同じ機器で国内承認されたものはありません。針を使う高周波の機器には、ポテンツァBASICが国内で承認されています。

海外での状況:米国FDAで、電気凝固・止血用の機器として許可されています。肝斑の治療を目的とした許可ではありません。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

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1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。