帯状疱疹ワクチン「シングリックス」のお問い合わせが増えています
ちょうどこのブログと前後してテレビでも特集をやっていたようで最近高齢の方からのワクチンのお問い合わせが増えています。「仲間が帯状疱疹をやって大変だった。」 「テレビで見たけど帯状疱疹に
記事を読む帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症や、その後に残ることがある神経痛を予防するための接種です。すでに出ている発疹や痛みを治す薬ではありません。当院では、持病や飲んでいる薬をうかがい、その日に接種できるかを医師が確かめてから注射します。
生ワクチンと組換えワクチンがあり、接種の回数や、受けられる方の条件が異なります。生ワクチンは皮膚の下に1回注射するもので、病気や治療で免疫が下がっている方は受けられません。組換えワクチンは不活化ワクチンとも呼ばれ、腕の筋肉に2回注射します。
当院で接種しているのは、組換えワクチンです。対象は50歳以上の方で、病気や治療で帯状疱疹にかかりやすくなっている方は、18歳から受けられます。免疫の状態にかかわらず接種できます。
心臓・腎臓・肝臓・血液の病気がある方、妊娠中・授乳中の方、以前の予防接種で熱や発疹が出たことがある方は、診察でお伝えください。血液をさらさらにする薬を飲んでいる方は、注射したところから出血しやすいため、事前にお知らせください。
抗がん剤や免疫を抑える薬で治療を受けている方、これから受ける方は、治療の予定をうかがって接種の時期を決めます。接種の日に37.5℃以上の熱があるときや、重い急性の病気にかかっているときは、その日の接種を見送ります。
2回目は、1回目から2か月あけて接種します。病気や治療で免疫が下がっている方は、医師の判断で、間隔を1か月まで縮めることがあります。
50歳以上の方を対象にした試験などで、予防の効果は、接種から1年の時点で9割以上、10年の時点で7割程度と報告されています。病気や治療で免疫が下がっている方では、これより低いことがあります。また、接種しても帯状疱疹にかかることはあります。
いちばん多いのは注射した腕の痛みで、7割以上の方に出ます。赤み、筋肉痛、だるさは3割以上の方に、頭痛、腫れ、寒気、熱、吐き気などのおなかの症状は1割以上の方に出ます。多くは数日でおさまります。まれに、急なアレルギー反応や、手足に力が入りにくくなる病気(ギラン・バレー症候群)が起こることがあります。息苦しさや全身のじんましん、手足の力の入りにくさに気づいたら、すぐに医療機関を受診してください。
接種した日は、激しい運動を控えてください。入浴はかまいませんが、注射したところは清潔にしておいてください。
| 診療区分 | 自由診療(保険適用外)の予防接種で、市町村の定期接種(公費)ではありません |
|---|---|
| 使用するワクチン | 組換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) |
| 受けられる方 | 50歳以上の方。病気や治療で帯状疱疹にかかりやすくなっている18歳以上の方 |
| 接種の回数と間隔 | 2回。1回目から2か月あけて、2回目を接種します |
| 受けられない方 | 接種の日に37.5℃以上の熱がある方、重い急性の病気にかかっている方、このワクチンの成分でアナフィラキシー(急なアレルギー反応)を起こしたことがある方、そのほか、医師が接種を見送るべきと判断した方 |
| 診察でお伝えください | 心臓・腎臓・肝臓・血液の病気がある方、血液をさらさらにする薬を飲んでいる方、以前の予防接種で熱や発疹が出た方、このワクチンの成分でアレルギーを起こすおそれがある方、けいれんを起こしたことがある方、免疫不全と診断されたことがある方や、家族に生まれつきの免疫不全の方がいる方、妊娠中・授乳中の方 |
| 接種した日 | 30分ほど院内で様子をみます。入浴はかまいませんが、激しい運動は控えてください |
| 受けられる院 | 安城本院・札幌院 |
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