診療案内

レチノイン治療

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

レチノイン治療

レチノイン治療は、ビタミンAの仲間であるトレチノインを塗る、シミや肝斑を目的とした治療です。トレチノインは国内で承認されていない医薬品です(くわしくはこちら)。当院では、ルシノール含有の美白剤と組み合わせて使います。

こんなお悩みに

  • 顔に薄いシミが広くある
  • 肝斑があり、塗り薬の治療について知りたい
  • レーザー治療の前後に塗り薬も使いたい
  • 市販のレチノール化粧品との違いを知りたい

トレチノインとは

トレチノインは、ビタミンAが体の中で変わってできる成分を薬として使うものです。肌の生まれ変わりを早め、メラニンを外へ出しやすくすると考えられています。化粧品に入っているレチノールとは別の成分です。当院では主に0.1%の製剤を、ルシノール含有の美白剤と組み合わせて使います。トレチノインは国内で承認されていない医薬品です。くわしくは「国内で承認されていない医薬品について」をご覧ください。

レーザー治療との使い分け

1つの濃いシミを狙って照射するレーザーとは異なり、自宅で薬を塗り続けて経過をみる治療です。範囲の広い薄いシミや肝斑に使うことがあり、レーザー治療の前後に組み合わせることもあります。

肝斑に使う場合

肝斑では、紫外線を防いだり擦らないことが治療の基本です。トレチノインの刺激で炎症が強く出ると、かえって肝斑が濃くなることがあります。VISIAの画像と診察でシミの種類を確かめ、塗る範囲と量を調整します。

変化が分かるまでと副作用

変化が分かるまでには数か月かかることが多く、個人差があります。塗り始めて数日のうちに、赤み・皮むけ・乾燥・かゆみ・ひりひり感が出ることがあり、数週間続くこともあります。皮がむけるほど多く塗ればよいわけではなく、量や回数を自己判断で増やさないでください。治療中は紫外線に肌が敏感になるため、日焼け止めなどの対策をしてください。

使えない方・注意点

  • 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方
  • 塗る部分に湿疹・傷・日焼けがある方

トレチノインは、胎児に影響するおそれがある成分です。治療中は妊娠を避けてください。ほかに使っている塗り薬やサプリメントがあれば、診察でお知らせください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
使う薬トレチノイン(主に0.1%)とルシノール含有の美白剤
トレチノインの国内承認なし(未承認医薬品)。くわしい開示は「国内で承認されていない医薬品について」をご覧ください
主な反応赤み・皮むけ・乾燥・かゆみ・ひりひり感(数日〜数週間)
使えない方妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方
受けられる院安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院
くわしい開示「国内で承認されていない医薬品について」をご覧ください

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

シミの種類や肝斑の有無、妊娠・授乳の有無を確かめます。
03

処方と説明

塗る範囲・量・期間と、赤みが強く出たときの対処をお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 塗った部分に、赤み・皮むけ・乾燥・かゆみ・ひりひり感が出ることがあり、数日から数週間続くことがあります。
  • 炎症が強く出ると、一時的に色が濃くなること(炎症後色素沈着)や、肝斑が濃くなることがあります。
  • 治療中は紫外線に肌が敏感になり、日焼けしやすくなります。
  • トレチノインは、胎児に影響するおそれがある成分です。
  • 効果のあらわれ方には個人差があり、期待した変化が得られないこともあります。
  • 赤みやひりひり感が強いとき、水ぶくれやただれが出たときは、塗るのをやめて、治療を受けた院へご連絡ください。

FAQ

国内で承認されていない医薬品について

未承認であること:トレチノインの塗り薬(主に濃度0.1%)は、国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:国内で承認されているトレチノインは白血病の内服薬で、皮膚に塗る薬はありません。

海外での状況:米国FDAで、トレチノインを含む塗り薬が、ニキビなどの治療薬として承認されています。シミへの使用は、この承認に含まれません。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。