診療案内

Qスイッチルビーレーザー

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーは、皮膚の色素に反応するレーザーで、シミなどを部分的に治療する方法です。照射の前に、VISIAで撮影した画像と診察で、レーザーが適する種類のシミかどうかを確かめます。

こんなお悩みに

  • 平らで輪郭のはっきりした、茶色いシミがある
  • 20代ごろから、頬骨のあたりに小さなシミが左右対称に出てきた
  • 顔全体ではなく、気になるシミだけを治療したい

シミの色素を狙うレーザー

ルビーレーザーの光は、シミの色のもとになるメラニンによく吸収されます。Qスイッチとは、この光を10億分の1秒単位のごく短い時間で出す仕組みのことです。当院では、シミの部分だけに当てるスポット照射を行います。メラニンを狙う光ですが、まわりの皮膚にも炎症が起こり、照射のあとに赤みや色の変化が出ます。

照射には、Q-Plus EVOというルビーレーザーを使います。

平らなシミと、盛り上がったできもの、皮膚の深い部分にあるあざは、区別が必要です。盛り上がったシミは、このレーザーでは取りにくいため、別の治療を考えます。形が変わる、出血する、急に大きくなるなどの変化がある場合は、見た目を整える照射よりも診断を優先します。

頬を中心に面のように広がる肝斑(かんぱん)は、このレーザーの刺激で濃くなるため、照射しません。20代ごろから頬骨のあたりに左右対称に出てくる小さなシミは、ADMというあざの一種のことがあります。ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、皮膚の深いところに色素があり、照射の間隔や回数が、ふつうのシミとは違います。

施術中の痛みと、その後

照射時は、輪ゴムではじかれるような痛みがあります。痛みが強いときは、塗る麻酔や麻酔テープを使うことができます。照射のあとは、赤みやヒリヒリ感が数時間〜数日続き、腫れることもあります。細い血管にレーザーが反応すると、内出血や血まめができることがありますが、1〜2週間ほどで引いていきます。

照射したところは、かさぶたになります。

色素沈着が落ち着いてから、次の照射を決めます

かさぶたがはがれたあと、照射したところが茶色っぽくなる色素沈着が、よく起こります。1か月ごろがいちばん濃く、多くは半年〜1年ほどかけて薄くなります。濃さや薄くなるまでの期間には、個人差があります。早く薄くしたいからと、すぐに照射を重ねることはしません。次の照射は、色素沈着が落ち着いてから、シミが残っているかを診察で確かめて決めます。

ADMは、半年ほどの間隔で、3回ほど照射するのが目安です。色が残るときは、回数が増えることがあります。途中で、かさぶたと色素沈着が出ます。ADMの照射では、色素沈着だけでなく、肌の色が白く抜ける色素脱失も起こりやすいとされています。

紫外線と摩擦を避ける

照射の前の1か月は、強い日焼けを避けるようにお願いします。照射のあとも、日焼け止めなどで紫外線を防いでください。市販のシミ取り剤などを、自己判断で塗るのは控えてください。

かさぶたは、無理にはがさないでください。照射したところをこすったり、かさぶたをはがしたりすると、色素沈着や傷あとの原因になることがあります。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
主な対象平らで輪郭のはっきりしたシミ(老人性色素斑など)、ADM。肝斑があるところには照射しません
使用する機器Q-Plus EVO(Qスイッチルビーレーザー)
回数・間隔の目安ADMは、半年ほどの間隔で3回ほど。色が残るときは、回数が増えることがあります
痛み・麻酔輪ゴムではじかれるような痛みがあります。塗る麻酔や麻酔テープも使えます(麻酔代は別)
照射後の経過赤みやヒリヒリ感は数時間〜数日、内出血は1〜2週間ほどで引きます。かさぶたがはがれたあとに色素沈着がよく起こり、多くは半年〜1年ほどで薄くなります
受けられない方照射するところに皮膚がん・傷・感染・ヘルペスがある方、光線過敏症の方、光に過敏になる薬を使っている方。日焼けしているときは、肌の色が落ち着くまで照射しません
診察でお伝えください妊娠中・授乳中の方、ケロイドができやすい方、ニキビの飲み薬(イソトレチノイン)を飲んでいる方や、やめてから6か月たっていない方、金の糸が入っている方や金を含む薬を使ったことがある方、血液をさらさらにする薬や免疫を抑える薬を使っている方、顔にヒアルロン酸などを注入したことがある方、金属のプレートなどが入っている方、てんかんのある方、薬や金属のアレルギーがある方、ほかに持病のある方。内容によっては、照射できないことがあります
受けられる院新宿南口・大阪院・札幌院

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師がシミの種類や肝斑の有無を見分け、照射するシミと費用、起こりうる副作用をご説明します。
03

照射

目を保護してから、シミの部分にレーザーを当てます。痛みが強いときは、麻酔を使います。
04

保護・再診

照射したところの保護のしかたをお伝えします。再診で色の変化を確かめ、次の照射の時期を決めます。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 照射時の痛みと、照射後の赤み・ヒリヒリ感があります。腫れ、かゆみ、毛穴の炎症(毛包炎)、水ぶくれが出ることもあります。
  • 細い血管にレーザーが反応して、内出血や血まめができることがあります。1〜2週間ほどで引いていきます。
  • かさぶたがはがれたあと、茶色っぽくなる色素沈着がよく起こります。多くは半年〜1年ほどで薄くなります。肝斑が重なっているところに照射すると、濃くなることが知られています。
  • 肌の色が白く抜ける色素脱失が起こることがあり、長く続くこともあります。肌の質感の変化、やけど、傷あとが起こることもあります。
  • 照射したところが感染することがあります。塗る麻酔で、かぶれやかゆみが出ることがあります。
  • レーザーの光が目に入ると、網膜が傷つき、失明を含む目の障害が起こるおそれがあります。照射中は、目を保護します。
  • シミが残ったり、治療のあとに、また出てきたりすることがあります。
  • 強い痛みや水ぶくれ、うみが出たときや、見え方の異常が出たときは、次の予約を待たずに、治療を受けた院へご連絡ください。

FAQ

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。