診療案内

ZOスキンヘルス(ゼオスキン)

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

ZOスキンヘルス(ゼオスキン)

ゼオスキンヘルスは、洗顔料や化粧水、美容液、クリームなどをそろえたスキンケアブランドです。皮むけを伴う使い方もあれば、保湿を中心にした使い方もあります。シミの治療として、医師が処方するトレチノインを組み合わせる場合は、肌の状態を診察してから始めます。トレチノインは国内で承認されていない医薬品のため、下の「国内で承認されていない医薬品について」もご覧ください。

こんなお悩みに

  • ゼオスキンヘルスを使ってみたいが、どの製品が合うか分からない
  • 皮がむけると聞いて、始めるのをためらっている
  • シミが気になり、塗る治療について知りたい

一つの治療名ではありません

製品には、レチノールやハイドロキノンを含む美容液やクリームもあり、それぞれ成分と役割が違います。使い方は、大きく2つに分かれます。医師が処方するトレチノインの塗り薬を組み合わせる「治療プログラム」と、トレチノインを使わないスキンケアです。

ゼオスキンヘルスの洗顔料や化粧水、美容液、クリームなどの製品
ゼオスキンヘルスの製品

始める前に、シミの種類を診察します

VISIAの画像と診察で、シミの種類と、肝斑があるかを確かめます。肝斑は、強い刺激で炎症が起きると、濃くなることがあるためです。これまでに使った化粧品や受けた施術、赤みや皮むけの出やすさもうかがったうえで、治療プログラムが合うかを一緒に決めます。

治療プログラムは18週間ほどが目安です

治療プログラムでは、トレチノインの塗り薬をゼオスキンヘルスの製品に混ぜて塗り、ハイドロキノンを含む製品なども合わせて使います。使う製品は、当院が指定するものをそろえていただきます。

期間は18週間ほどが目安で、その間は定期的に診察を受けていただきます。3か月目ごろからは、トレチノインを少しずつ減らしていきます。プログラムを終えたら、トレチノインを使わないスキンケアに切り替えます(ゼオスキンヘルスでは「維持プログラム」と呼びます)。製品は、レチノールを含むものなどを、肌の様子に合わせて選びます。

皮むけや赤みが出たとき

治療プログラムを始めると、トレチノインの働きで皮がむけたり、赤みや乾燥、ひりひり感が出たりします。タオルでこすると痛むこともあるため、顔は押さえるように拭いてください。1か月ほどたつと、肌が慣れてくることが多いです。

塗る量や回数を、自己判断で増やさないでください。皮むけが強いほど効果が高いとは限りません。むけ方が強いときは、塗る日を減らしたり休んだりして調整します。

トレチノインは、目や口のまわり、小鼻のわきにはつけません。指定の製品のほかに、ピーリング成分(サリチル酸など)を含む洗顔料や刺激の強い化粧品を足して使わないでください。治療中は肌が日光に敏感になるため、強い日差しをできるだけ避け、保湿と日焼け止めを続けてください。日焼けしてしまったときは、治るまで塗るのを休みます。

使う前にお伝えください

トレチノインは、おなかの赤ちゃんに影響するおそれがある薬です。妊娠中や妊娠の可能性がある方は、治療プログラムを受けられません。妊娠中・授乳中の方や妊娠を予定している方は、ハイドロキノンやレチノールを含む製品を使うかどうかも、診察でご相談ください。

湿疹などの皮膚の病気がある方や、ほかに塗り薬(ニキビの薬を含む)を使っている方も、診察のときにお伝えください。日光に過敏になる薬を飲んでいる方や、屋外で日光に当たることが多い方も、お知らせください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
製品米国ZO Skin Health社のスキンケア製品(洗顔料・化粧水・美容液・クリームなど)
使い方医師が処方するトレチノインの塗り薬(国内未承認の医薬品)を組み合わせる「治療プログラム」と、トレチノインを使わないスキンケア
治療プログラムの期間18週間ほど。その間は定期的に診察を受けていただきます
主な反応治療プログラムの始めのころの皮むけ・赤み・乾燥・ひりひり感
受けられない方妊娠中・妊娠の可能性がある方(治療プログラム)、トレチノインや製品の成分で、以前にかぶれやアレルギーが出た方
診察でお伝えください授乳中の方、妊娠を予定している方、ぜんそくのある方、亜硫酸塩でアレルギーが出たことがある方、化粧品でかぶれたことがある方、湿疹などの皮膚の病気がある方、ほかに塗り薬(ニキビの薬を含む)やニキビの飲み薬を使っている方、日光に過敏になる薬を飲んでいる方、屋外で日光に当たることが多い方、最近ピーリングなどの施術を受けた方
受けられる院安城本院・新宿南口・大阪院

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影(治療プログラムの場合)

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師がシミの種類や肝斑の有無を診て、治療プログラムが合うか、どの製品を使うかをお伝えします。
03

使い方のご説明

製品を使う順番やトレチノインの混ぜ方、皮むけが強いときの休み方をご説明してから、製品とトレチノインをお渡しします。
04

経過の確認

治療プログラムの間は定期的に診察し、赤みや皮むけの様子を見て、トレチノインの量を調整します。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 治療プログラムでは、特に始めのころ、皮がむけたり、赤みや乾燥、かゆみ、ひりひり感が出たりします。強さには個人差があります。
  • 反応が強く出すぎると、腫れたり、水ぶくれやかさぶたができたりすることがあります。
  • くり返し塗るうちに、肌の色が濃くなったり、白く抜けたりすることがあります(多くは一時的と報告されています)。炎症が強く出ると、肝斑が濃くなることもあります。
  • 治療中は日光に過敏になり、日焼けしやすくなります。
  • 製品の成分で、かぶれ(接触皮膚炎)が起こることがあります。ハイドロキノンでは、肌が少しずつ青黒くなること(外因性組織褐変症)が報告されています。
  • まれに、製品の成分(亜硫酸塩など)で、息苦しさやじんましんなどの強いアレルギーの症状が出ることがあります。
  • 肌の状態やシミの種類によっては、期待した変化が得られないことがあります。
  • 赤みや痛みが強いとき、水ぶくれやただれが出たとき、肌が少しずつ青黒くなってきたときは、使うのをやめて、治療を受けた院へご連絡ください。息苦しさやじんましんが出たときは、すぐに使うのをやめて受診してください。

FAQ

国内で承認されていない医薬品について

未承認であること:治療プログラムで使うトレチノインの塗り薬は、国内で承認されていない医薬品です。ゼオスキンヘルスのスキンケア製品は、この説明の対象ではありません。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:国内で承認されているトレチノインは白血病の内服薬で、皮膚に塗る薬はありません。

海外での状況:米国FDAで、トレチノインを含む塗り薬が、ニキビなどの治療薬として承認されています。シミへの使用は、この承認に含まれません。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。