深いニキビ跡の凹みに|TCAクロスで肌の凹凸を整える
【TCAクロス症例】TCAクロスとは⁉️高濃度のトリクロロ酢酸を気になる部分に塗布。皮膚が再生する時に生成されるコラーゲンやエラスチンの力を利用して、ニキビによる凹みや毛穴をピンポイン
記事を読むTCAクロスは、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)を、ニキビ跡や毛穴の凹みにピンポイントで塗る治療です。顔全体に薬を塗るピーリングとは違い、凹みの一つひとつに塗ります。使用するトリクロロ酢酸は国内で承認されていない医薬品のため、下の「国内で承認されていない医薬品について」もご覧ください。
ニキビ跡には、細く深い凹み、幅のある凹み、なだらかに波打つ凹みなどがあります。当院では、細く深い凹みや小さな凹みのほか、凹んで目立つ鼻の毛穴に、TCAクロスを行っています。凹みの形と周りの皮膚を診察して、塗る場所を決めます。形や深さによっては、ほかの治療を選んだり、組み合わせたりします。
トリクロロ酢酸を、凹みのある部分に塗る方法です。塗った部分は、軽いやけどに近い状態になります。皮膚が治っていく過程でコラーゲンなどがつくられ、凹みが浅くなることをめざします。
塗ったあとの数時間は、赤みや熱さ、ヒリヒリした痛みが出ます。塗った部分は一時的に白くなり、数日でかさぶたに変わります。かさぶたが取れるまでには、1〜2週間ほどかかります。そのあと、赤みや色素沈着が半年〜1年ほど残ることがあります。
洗顔と入浴は当日から、メイクは翌日からできます。人に会う予定などがあるときは、日取りを診察で相談して決めます。
凹みの深さや皮膚の治り方によって治療経過には個人差があり、何回かくり返して行うことが多い治療です。塗った薬が周りに広がったり、反応が強く出すぎたりすると、傷あとが残ったり凹みが目立ったりすることがあるため、慎重に処置を行います。
日本皮膚科学会のガイドライン(2023年)では、ニキビ跡の凹みに推奨できる治療が、まだありません。トリクロロ酢酸を使う治療も、「行ってもよいが、推奨はしない」とされています。

施術の前後1週間は、ピーリングやワックス脱毛を控え、酸の入った製品も使わないでください。施術のあとは直射日光を避け、紫外線対策を続けてください。塗った部分が日焼けすると、色素沈着が出やすくなります。
| 診療区分 | 自由診療(保険適用外) |
|---|---|
| 主な対象 | ニキビ跡の細く深い凹みや小さな凹み、凹んで目立つ鼻の毛穴 |
| 使用する薬 | 高濃度のトリクロロ酢酸(国内未承認の医薬品) |
| 回数 | 何回かくり返して行うことが多い治療です。凹みの深さや数によって変わります |
| 痛み・経過 | 塗ったあと数時間は、赤みやヒリヒリした痛みが出ます。かさぶたは1〜2週間ほどで取れます |
| 洗顔・メイク | 洗顔と入浴は当日から、メイクは翌日から |
| 診察でお伝えください | 肝斑がある方、ニキビに炎症がある方、傷あとが盛り上がりやすい方 |
| 受けられる院 | 安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院 |
未承認であること:TCAクロスで使う高濃度のトリクロロ酢酸は、国内で承認されていない医薬品です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。
国内の承認品:同じ成分で、国内で承認された外用薬はありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
施術の特徴や経過を、院長ブログでご覧いただけます。
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