診療案内

ポテンツァ ニードルRF

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

ポテンツァ ニードルRF

ポテンツァのニードルRFは、細い針から高周波(RF)の熱を加えて、ニキビ跡の凹みや毛穴等を治療する施術です。当院では、針を刺した小さな穴から、ポリ乳酸を含む薬剤を皮膚の中に届けます。ポテンツァとポリ乳酸を含む薬剤は、どちらも国内では承認されていない医療機器です。下の「国内で承認されていない医療機器について」もあわせてご覧ください。

こんなお悩みに

  • ニキビ跡の凹みが、ずっと残っている
  • なだらかに波打つような凹みが、頬の広い範囲にある
  • 横から光が当たると、凹凸の影が目立つ

針と高周波を使う仕組み

細い針を皮膚に刺し、針の先から高周波の熱を加えます。熱で皮膚の中にできた小さな傷が治る過程で、皮膚は時間をかけてつくり直されます。ポリ乳酸は針を刺した穴から届けます。含まれているポリ乳酸は、体の中で少しずつ分解される成分で、皮膚の中でコラーゲンがつくられるのを促す目的で使います。

凹みの形を診てから使います

ニキビ跡の凹みには、細く深いもの、角ばったもの、なだらかに波打つものなどがあります。診察では、凹みの形と深さ、広がり方を確かめます。当院では、なだらかで幅の広い凹み(ローリング型)や、広い範囲に散らばる凹みに、ポテンツァを使っています。凹みの形によっては、ほかの治療を選ぶことがあります。

変化の出方と回数

皮膚がつくり直されるには時間がかかるため、変化は数か月かけて少しずつあらわれます。1回で終えることは少なく、間隔をあけて何回か続けて受けていただきます。凹みが深い場合は、回数が多くなることがあります。

凹みの形や深さによって変化の出方は違い、変化が小さいこともあります。日本皮膚科学会のガイドライン(2023年)では、ニキビ跡の凹みに推奨できる治療は、まだないとされています。

痛みとダウンタイム

麻酔クリームを塗ってから施術しますが、針を刺す痛みや熱さを感じることがあります。施術中は、軽い出血があります。施術のあとは、赤みが3日ほど、腫れが2日ほど続きます。点状の細かいかさぶたは、数日〜1週間ほどで取れていきます。針の跡が気になる方もいます。

当日は、激しい運動とサウナを控えてください。スキンケアとメイクは、翌日からできます。施術の前後は、日焼けに気をつけてください。

施術の前に確かめること

ペースメーカーなど、体の中に電気で動く機器や金属が入っている方は、診察のときにお伝えください。妊娠中・授乳中の方や、麻酔の薬でアレルギーが出たことがある方も、お知らせください。血が止まりにくい病気の方や、血を固まりにくくする薬を使っている方も同じです。

肝斑がある方や、傷あとが盛り上がりやすい方も、お伝えください。これまでに受けたニキビ跡の治療や、使っている薬もうかがいます。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
主な対象ニキビ跡の凹み(なだらかで幅の広い凹み、広い範囲に散らばる凹み)
使用する機器・注入材ポテンツァ、ポリ乳酸を含む注入材。どちらも国内未承認の医療機器です
回数・間隔1回で終えることは少なく、間隔をあけて何回か受けていただきます
痛み・麻酔針を刺す痛みや熱さを感じることがあります。麻酔クリームを塗ってから行います(麻酔代は別)
ダウンタイム赤み3日ほど、腫れ2日ほど、点状のかさぶた数日〜1週間ほど。スキンケアとメイクは翌日から
診察でお伝えくださいペースメーカーなど体の中に電気で動く機器や金属が入っている方、妊娠中・授乳中の方、血が止まりにくい病気の方や血を固まりにくくする薬を使っている方、麻酔の薬でアレルギーが出たことがある方、炎症のあるニキビや肝斑がある方、傷あとが盛り上がりやすい方、ほかに使っている薬がある方
受けられる院大阪院

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師が凹みの状態を診て、施術する範囲と費用、副作用をご説明します。
03

麻酔クリーム

施術する部分に塗り、効いてくるまでお待ちいただきます。
04

施術

ポリ乳酸を塗布しながら針を穿刺し高周波で熱を与えていきます。
05

施術後

出血や赤みの様子を確かめ、当日の過ごし方をお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 施術中は、痛みや熱さと、軽い出血があります。施術のあとは、赤み(3日ほど)・腫れ(2日ほど)・点状のかさぶた(数日〜1週間ほど)が出ます。針の跡が気になることもあります。
  • 水ぶくれ(やけど)、毛穴の炎症(毛包炎)、感染、色素沈着が起こることがあります。
  • ポリ乳酸を含む注入材によって、しこり(数か月たってから出ることもあります)やアレルギー反応が出ることがあります。
  • 針を使う高周波の治療では、稀ではありますが皮膚の下の脂肪が減って顔の形が変わる、傷あとが残る、神経が傷つくといった重い副作用が報告されています。治すために手術などが必要になった例もあります。
  • 変化の出方には個人差があり、凹みが目立たなくならないこともあります。
  • 水ぶくれや強い痛み、腫れ、膿が出るなど、やけどや感染が疑われる症状があるときは、次の予約を待たずに、早めに治療を受けた院へご連絡ください。

FAQ

国内で承認されていない医療機器について

■ ポテンツァ(ニードルRF)

承認外の使い方であること:ポテンツァには国内で承認された医療機器(ポテンツァBASIC)がありますが、薬剤を肌に届ける使い方は承認されていません。

入手経路:国内の正規の流通経路で購入しています。

国内の承認品:ポテンツァBASICは、審美性の改善のためのフラクショナルリサーフェシングを目的とした、軟組織の凝固及び蒸散に承認されています。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。承認された使い方でも同じです。

■ マックーム(ポリ乳酸を含む薬剤)

未承認であること:マックームは、国内で承認されていない医療機器です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:ポリ乳酸を含む同じ注入材で、国内で承認されたものはありません。

海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。