針を使わずニキビ跡の凹みにアプローチ。スキンジェット×ジュベルックボリューム
本日は、20代のニキビ跡の凹みに対して、 スキンジェット導入モードでジュベルックボリュームを使用した症例をご紹介します💉写真は、左が治療前、右が2回施術後の経過です。写真上では、頬の小
記事を読むスキンジェット(SkinJet)は、注入材を細かくジェット状にして噴射し、針を使わずに皮膚の中へ届ける治療機器です。当院では、ニキビ跡の凹みと、肌のハリや小じわ、毛穴改善などの肌質の治療に使っています。機器も、入れるものも国内では承認されていないため、下の「国内で承認されていない医療機器と医薬品について」もあわせてご覧ください。
「スキンジェット」は、韓国のKAOSYS社の機器の名前で、薬の名前ではありません。どの薬剤を皮内に入れるかで治療の目的が変わります。診察で肌の状態を見て、入れる薬剤・範囲を決めます。当院でスキンジェットを使って入れるもの(ジュベルックボリューム・ダーマヒールPTX・GOUR・ヒラゼン等)は、いずれも国内では承認されておらず、当院の医師が個人輸入で入手しています。
主にジュベルックボリュームという注入材を入れます。ポリ乳酸とヒアルロン酸を含み、ポリ乳酸に対する体の反応で、コラーゲンがつくられるのを促す目的で使います。ただ、凹みの深さや形によって、合う治療が違います。診察で凹みと肌の状態を確かめ、スキンジェットが向いているかどうかをお伝えします。
ニキビ跡の凹みには、HYLLAGEN(ヒラゼン)を入れることもあります。ポリ-L-乳酸(PLLA)を主な成分とする製剤です。PLLAは、一般に、体の反応でコラーゲンがつくられるのを促す目的で使われる成分です。ジュベルックボリュームとどちらを使うかは、診察で凹みと肌の状態を見て決めます。
HYLLAGENは、国内では承認されていない医療機器で、当院の医師が、診療に使うために個人輸入で入手しています。個人輸入の医療機器には、国内の承認品のような品質・安全性の審査がありません。厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご確認ください。2026年10月時点で、当院が調べた範囲では、PLLAを肌に入れる目的で国内で承認されている医薬品・医療機器は見当たりません。主要な欧米各国での承認や、HYLLAGEN固有の副作用の情報は、当院では確認できていません。そのため、重大なリスクが十分に明らかになっていない可能性があります。万一重い副作用が起きた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象にはなりません。PLLA製剤で一般に知られている主な副作用は、赤み、腫れ、内出血で、多くは数日でおさまります。まれに、しこり(結節)が数か月たってから出ることや、アレルギー反応、感染が起こることがあります。
ダーマヒールPTXを入れます。韓国のケアジェン社の製剤で、機能性ペプチドや非架橋ヒアルロン酸、成長因子、PDRN(DNA由来の成分)などを配合しています。顔に大きくボリュームを足すというより、肌の質感を整える目的で使います。くぼみや深い溝など、ボリュームの不足による悩みには、別の治療をご案内することもあります。
安城本院では、GOURI(ゴウリ)をご案内しています。韓国のDexlevo(デクスレボ)社の製剤で、体の中で少しずつ分解されるポリカプロラクトン(PCL)という成分を液状にしたものです。メーカーは、肌のハリ・質感を整える目的の製品と説明しています。ダーマヒールPTXとどちらが合うかは、診察で肌の状態を見てご相談します。
GOURIは、国内では承認されていない医薬品で、当院の医師が、診療に使うために個人輸入で入手しています。個人輸入の医薬品には、国内の承認品のような品質・安全性の審査がありません。厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご確認ください。2026年10月時点で、当院が調べた範囲では、同じ成分(PCL)で肌に入れる目的の国内承認品は見当たりません。海外では、欧州(CEマーク、2021年)、韓国(食品医薬品安全処、2025年)で販売の許可を受けています。米国の承認は確認できていません。国内外で使用実績が限られ、重大なリスクが十分に明らかになっていない可能性があります。
万一重い副作用が起きた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。主な副作用は、赤み、腫れ、内出血、チクチクした感じで、多くは数日でおさまります。まれに、しこりが数か月たってから出ることや、アレルギー反応、感染が起こることがあります。妊娠中・授乳中の方、PCLなどにアレルギーのある方、施術部位に炎症や感染のある方は受けられません。
噴射のときに刺激やヒリヒリ感があります。そのため、麻酔のクリームを塗ってから始めます。麻酔をしても刺激が残ることがあるので、つらいときはその場でお伝えください。
施術のあとは、赤み、むくみ、ヒリヒリ感が1時間〜2、3日ほど続くことがあります。点状の出血や内出血が出ることもあります。人に会う予定や撮影がある方は、施術の日を決める前にお伝えください。
当日は、メイクと、肌を強くこすることを避けてください。サウナ、入浴、飲酒は24時間控え、軽いシャワーは当日からできます。保湿と紫外線対策もしてください。
PDRNは、主にサケやマスの白子からとられる成分です。ダーマヒールPTXにも含まれるため、魚にアレルギーのある方は、診察でお伝えください。麻酔の薬などでアレルギーが出たことのある方、妊娠中・授乳中の方、持病や飲んでいる薬がある方も、診察の際にお知らせください。ヒアルロン酸などの注入治療を受けたことがある方は、入れたものと時期を教えてください。
| 診療区分 | 自由診療(保険適用外) |
|---|---|
| 使用する機器 | スキンジェット(韓国KAOSYS社製。国内未承認の医療機器) |
| 入れるもの | ニキビ跡の凹み:ジュベルックボリューム・HYLLAGEN(いずれも国内未承認の医療機器)/肌のハリ・小じわ:ダーマヒールPTX(国内未承認の医薬品)/肌のハリ・質感(安城本院):GOURI(国内未承認の医薬品) |
| 麻酔・痛み | 麻酔のクリームを塗ってから行います(麻酔代は別)。噴射のときに刺激やヒリヒリ感があります |
| 施術後の経過 | 赤み・むくみ・ヒリヒリ感は1時間〜2、3日ほど。点状の出血や内出血が出ることもあります |
| 受けられない方 | 施術する部分に炎症や傷、感染がある方、注入材・製剤や麻酔の成分にアレルギーのある方 |
| 診察でお伝えください | 魚にアレルギーのある方、妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、持病のある方、ふだん飲んでいる薬がある方、ほかの注入治療を受けたことがある方 |
| 受けられる院 | 安城本院・新宿南口 |
■ スキンジェット(SkinJet)
未承認であること:スキンジェット(SkinJet)は、国内で承認されていない医療機器です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。
国内の承認品:皮内へ薬剤を噴射する同じ目的の機器で、国内で承認されたものはありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
■ ジュベルックボリューム
未承認であること:ジュベルックボリュームは、国内で承認されていない医療機器です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。
国内の承認品:ヒアルロン酸の注入材には国内で承認された製品がありますが、ポリ乳酸を組み合わせたものはありません。
海外での状況:韓国で医療機器として許可されています。米国での承認は確認できません。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
■ HYLLAGEN(ヒラゲン)
未承認であること:HYLLAGEN(ヒラゲン)は、国内で承認されていない医療機器です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。
国内の承認品:同じ成分(PLLA)の注入材で、国内で承認されたものはありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
■ ダーマヒールPTX
未承認であること:ダーマヒールPTXは、国内で承認されていない医薬品です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。
国内の承認品:同じ成分の組み合わせで、国内で承認された医薬品はありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
■ GOURI(グーリ)
未承認であること:GOURI(グーリ)は、国内で承認されていない医薬品です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。
国内の承認品:同じ成分(PCL)で、国内で承認された医薬品や医療機器はありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
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