診療案内

スキンジェット

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

スキンジェット

スキンジェット(SkinJet)は、注入材を細かくジェット状にして噴射し、針を使わずに皮膚の中へ届ける治療機器です。当院では、ニキビ跡の凹みと、肌のハリや小じわ、毛穴改善などの肌質の治療に使っています。機器も、入れるものも国内では承認されていないため、下の「国内で承認されていない医療機器と医薬品について」もあわせてご覧ください。

こんなお悩みに

  • ニキビが治ったあとの凹みが気になる
  • 肌のハリがなくなって、小じわが目立ってきた
  • 針を刺す注射には抵抗がある
  • 毛穴が気になる

スキンジェットとは

「スキンジェット」は、韓国のKAOSYS社の機器の名前で、薬の名前ではありません。どの薬剤を皮内に入れるかで治療の目的が変わります。診察で肌の状態を見て、入れる薬剤・範囲を決めます。当院でスキンジェットを使って入れるもの(ジュベルックボリューム・ダーマヒールPTX・GOUR・ヒラゼン等)は、いずれも国内では承認されておらず、当院の医師が個人輸入で入手しています。

ニキビ跡の凹みには

主にジュベルックボリュームという注入材を入れます。ポリ乳酸とヒアルロン酸を含み、ポリ乳酸に対する体の反応で、コラーゲンがつくられるのを促す目的で使います。ただ、凹みの深さや形によって、合う治療が違います。診察で凹みと肌の状態を確かめ、スキンジェットが向いているかどうかをお伝えします。

ニキビ跡の凹みには、HYLLAGEN(ヒラゼン)を入れることもあります。ポリ-L-乳酸(PLLA)を主な成分とする製剤です。PLLAは、一般に、体の反応でコラーゲンがつくられるのを促す目的で使われる成分です。ジュベルックボリュームとどちらを使うかは、診察で凹みと肌の状態を見て決めます。

HYLLAGENは、国内では承認されていない医療機器で、当院の医師が、診療に使うために個人輸入で入手しています。個人輸入の医療機器には、国内の承認品のような品質・安全性の審査がありません。厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご確認ください。2026年10月時点で、当院が調べた範囲では、PLLAを肌に入れる目的で国内で承認されている医薬品・医療機器は見当たりません。主要な欧米各国での承認や、HYLLAGEN固有の副作用の情報は、当院では確認できていません。そのため、重大なリスクが十分に明らかになっていない可能性があります。万一重い副作用が起きた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象にはなりません。PLLA製剤で一般に知られている主な副作用は、赤み、腫れ、内出血で、多くは数日でおさまります。まれに、しこり(結節)が数か月たってから出ることや、アレルギー反応、感染が起こることがあります。

肌のハリ・小じわには

ダーマヒールPTXを入れます。韓国のケアジェン社の製剤で、機能性ペプチドや非架橋ヒアルロン酸、成長因子、PDRN(DNA由来の成分)などを配合しています。顔に大きくボリュームを足すというより、肌の質感を整える目的で使います。くぼみや深い溝など、ボリュームの不足による悩みには、別の治療をご案内することもあります。

肌のハリ・質感に、GOURI(安城本院)

安城本院では、GOURI(ゴウリ)をご案内しています。韓国のDexlevo(デクスレボ)社の製剤で、体の中で少しずつ分解されるポリカプロラクトン(PCL)という成分を液状にしたものです。メーカーは、肌のハリ・質感を整える目的の製品と説明しています。ダーマヒールPTXとどちらが合うかは、診察で肌の状態を見てご相談します。

GOURIは、国内では承認されていない医薬品で、当院の医師が、診療に使うために個人輸入で入手しています。個人輸入の医薬品には、国内の承認品のような品質・安全性の審査がありません。厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご確認ください。2026年10月時点で、当院が調べた範囲では、同じ成分(PCL)で肌に入れる目的の国内承認品は見当たりません。海外では、欧州(CEマーク、2021年)、韓国(食品医薬品安全処、2025年)で販売の許可を受けています。米国の承認は確認できていません。国内外で使用実績が限られ、重大なリスクが十分に明らかになっていない可能性があります。

万一重い副作用が起きた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。主な副作用は、赤み、腫れ、内出血、チクチクした感じで、多くは数日でおさまります。まれに、しこりが数か月たってから出ることや、アレルギー反応、感染が起こることがあります。妊娠中・授乳中の方、PCLなどにアレルギーのある方、施術部位に炎症や感染のある方は受けられません。

痛みと、施術後の経過

噴射のときに刺激やヒリヒリ感があります。そのため、麻酔のクリームを塗ってから始めます。麻酔をしても刺激が残ることがあるので、つらいときはその場でお伝えください。

施術のあとは、赤み、むくみ、ヒリヒリ感が1時間〜2、3日ほど続くことがあります。点状の出血や内出血が出ることもあります。人に会う予定や撮影がある方は、施術の日を決める前にお伝えください。

当日は、メイクと、肌を強くこすることを避けてください。サウナ、入浴、飲酒は24時間控え、軽いシャワーは当日からできます。保湿と紫外線対策もしてください。

受ける前にお知らせください

PDRNは、主にサケやマスの白子からとられる成分です。ダーマヒールPTXにも含まれるため、魚にアレルギーのある方は、診察でお伝えください。麻酔の薬などでアレルギーが出たことのある方、妊娠中・授乳中の方、持病や飲んでいる薬がある方も、診察の際にお知らせください。ヒアルロン酸などの注入治療を受けたことがある方は、入れたものと時期を教えてください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
使用する機器スキンジェット(韓国KAOSYS社製。国内未承認の医療機器)
入れるものニキビ跡の凹み:ジュベルックボリューム・HYLLAGEN(いずれも国内未承認の医療機器)/肌のハリ・小じわ:ダーマヒールPTX(国内未承認の医薬品)/肌のハリ・質感(安城本院):GOURI(国内未承認の医薬品)
麻酔・痛み麻酔のクリームを塗ってから行います(麻酔代は別)。噴射のときに刺激やヒリヒリ感があります
施術後の経過赤み・むくみ・ヒリヒリ感は1時間〜2、3日ほど。点状の出血や内出血が出ることもあります
受けられない方施術する部分に炎症や傷、感染がある方、注入材・製剤や麻酔の成分にアレルギーのある方
診察でお伝えください魚にアレルギーのある方、妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、持病のある方、ふだん飲んでいる薬がある方、ほかの注入治療を受けたことがある方
受けられる院安城本院・新宿南口

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師が凹みや肌の状態を診て、これまでの治療やアレルギーもうかがいます。入れるものと範囲、費用をご説明します。
03

麻酔

施術する範囲に、麻酔のクリームを塗ります。
04

施術

スキンジェットで、決めた範囲に噴射していきます。
05

施術後

赤みや出血の様子を見て、当日の過ごし方をお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 噴射のときの刺激や痛みがあります。施術後の赤み、むくみ、ヒリヒリ感は、1時間〜2、3日ほど続くことがあります。
  • 点状の出血や、内出血が出ることがあります。
  • しこり(結節・肉芽腫)ができることがあり、施術から数か月たってから出ることもあります。
  • 感染が起こることがあります。まれに、傷あとが残ることもあります。
  • 注入材や製剤、麻酔の成分によるアレルギー反応が起こることがあります。
  • まれに、注入材や製剤が血管に入ったり、血管を圧迫したりすると、血の流れが止まり、皮膚が傷んで黒ずむ(壊死)ことや、見え方の障害(失明を含む)、脳卒中などの重い副作用が起こるおそれがあります。
  • 変化の出方には個人差があり、期待した変化が得られないこともあります。
  • 施術した部分やそのまわりの皮膚が白っぽく、または紫色に変わったとき、見え方がおかしいときは、すぐに治療を受けた院へご連絡ください(つながらないときは救急を受診してください)。強い痛みや腫れ、赤みの広がり、熱っぽさ、しこりがあるときも、次の予約を待たずにご連絡ください。施術からしばらくたってしこりが出たときも、お知らせください。

FAQ

国内で承認されていない医療機器と医薬品について

■ スキンジェット(SkinJet)

未承認であること:スキンジェット(SkinJet)は、国内で承認されていない医療機器です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:皮内へ薬剤を噴射する同じ目的の機器で、国内で承認されたものはありません。

海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

■ ジュベルックボリューム

未承認であること:ジュベルックボリュームは、国内で承認されていない医療機器です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。

国内の承認品:ヒアルロン酸の注入材には国内で承認された製品がありますが、ポリ乳酸を組み合わせたものはありません。

海外での状況:韓国で医療機器として許可されています。米国での承認は確認できません。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

■ HYLLAGEN(ヒラゲン)

未承認であること:HYLLAGEN(ヒラゲン)は、国内で承認されていない医療機器です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。

国内の承認品:同じ成分(PLLA)の注入材で、国内で承認されたものはありません。

海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

■ ダーマヒールPTX

未承認であること:ダーマヒールPTXは、国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。

国内の承認品:同じ成分の組み合わせで、国内で承認された医薬品はありません。

海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

■ GOURI(グーリ)

未承認であること:GOURI(グーリ)は、国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。

国内の承認品:同じ成分(PCL)で、国内で承認された医薬品や医療機器はありません。

海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

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1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。